快晴の富士山
いつか登りたいけど、今すぐでなくてもよいかなと思っていた富士山。
昨年も計画しましたが、台風直撃で断念。
今年はほぼ毎年登っている方からのお誘いで、出かけてみました。

富士宮ルートの五合目ゲート。
富士山の4つのルートで一番標高の高い登山口。
今年から入山の為には、事前のeラーニングの修了と4,000円を支払った上でのQRコードの取得が必要です。
準備してないと右側の小屋にしょっ引かれます(^^;
五合目から本日の目的地の八合目を望む。
(稜線上に小さな建物が見えます)
すぐに着けそうですが、「富士山は目的地が見えているけど遠い」気がします。
障害物がないことや、特に周りの風景のスケールが大きいからでしょうか。
森林限界を超える為、野鳥はほとんどいません。
その中で「イワヒバリ」を発見。
高山植物もあまり見られませんが、「イワツメクサ」が咲いています。
八合目の「池田館」に一泊の後、早朝2時前に出発、4時45分頃の日の出にギリギリ間に合いました。
(朝日岳より)
下は山中湖。
この時の気温は7℃くらいで、厚手のフリースとヤッケ、手袋必須です。

粋な富士宮ルート終着地の鳥居。
初日の出を見た後は、最高峰の剣ヶ峰を経由する「お鉢巡り」で、火口を一周します。
その前に腹ごしらえは、小屋の朝食であるパンの弁当。
このパンは1個300円で販売されていたので、現地価格的には都合1,000円分くらいあるかも(^^
剣ヶ峰に1932年に開設された当時世界最高地点にある「富士山測候所」。
新田次郎の小説にもよく出てきますが、現在は無人となっています。
溶接部分などは技術も方法も今とは全く違うレベルに見えますが、90年以上前の建築物がよく風雪に耐えているものです。
久須志岳山頂の独特な方位盤。
背景は剣が峰。
浅間神社奥宮と後ろは八ヶ岳。
セットのような山小屋群。
現在の天皇陛下、当時の皇太子殿下が利用したので「プリンスルート」。
こちらを下っていきます。
雄大な宝永山。
富士山では一番新しい宝永火口。
往路は夜行バス。3列シートの大阪発「金太郎号」。
帰路は新幹線です。
自宅から最寄り駅の新富士駅までの所要時間は…。
夜行バス⇒10時間
新幹線⇒4時間
新幹線の速さはすごいですね~。
1日目(富士宮ルート)
富士宮口五合目バス停10:09➡五合目ゲート➡宝永山荘➡15:11八合目池田館(宿泊)
2日目(富士宮ルート・お鉢巡り・御殿場ルート・プリンスルート)
八合目池田館1:55➡4:30富士宮口頂上➡5:49三島岳(ご来光)6:31➡富士宮口頂上➡剣ヶ峰➡金明水➡
久須志岳➡9:33御殿場口頂上9:51➡宝永山馬の背➡13:21宝永第一火口➡13:48富士宮口五合目バス停
<高山病>
いつも登っている白山は、登山口からの標高差が1,500m。
富士山は1,300mですが、白山は日帰り、富士山は1泊なので心配はないのですが、高山病は別問題です。
そのため五合目での長時間休憩や、登りはゆっくりペースでしたので高山病とは無縁でした。
しかし体調不良の方は何人かおられました。
<眺望>
頂上からは伊豆半島、駿河湾、三保の松原方面、さらに遠くには御前崎も見えます。
東方向には江の島、三浦半島、房総半島が望めます。
山の展望は南アルプスの甲斐駒、千丈、北岳、そして塩見岳も近くに見えます。
北岳からの富士山は綺麗だったなぁ…。
足もとには富士五湖、青木ヶ原樹海。
<山小屋>
私もいろんな山小屋と病院は経験しましたが、16時からの早い夕食は初めてです(^^
仕方なく17時30分頃就寝(^^;
翌朝は1:30に山小屋の起床ラッパは…鳴りませんが、一斉に電灯が点きます。
<ええ山やったぁ~>
富士登山は低い価値観を言う方もおられますが、私は違います。
そもそもどんな山でもこんな山は2度と登らないというところは過去にありません。
今回は初めての富士登山でしたが、ベテランのI氏が同行で、まるでガイドさんのように案内をしていただき、楽しい登山となりました。
想像以上の雄大な景色、アルプスとは違う唯一無二の富士山ならではの空気感に感動です。
三連休にも関わらず4,000円の入山料のせいか混雑もほとんどなく、何より好天(関東地方の梅雨明けの日)に恵まれたすばらしい登山でした。




























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