リンク

  • 一枚の写真
    「Newman」さんの旅や散策、山歩きでの素晴らしい写真とコメントが満載です。
  • ヤマレコ
    全国の登山の記録が集まっているデータベースです。 ブログとは違った内容も記載しています。
  • 滋賀医大小線源患者会
    私が治療を受けた、滋賀医大付属病院の前立腺がんにおける小線源治療の患者会のリンクです。
  • 腺友ネット
    入会している前立腺がんの情報発信サイト。 日本では最多の情報が掲載されています。
  • 山とカヌーの休日Ⅱ
    「ころぼっくる」さんは、山歩きやカヌーの他、クラシック音楽、サイクリングや写真も取り組まれています。
  • YAMA HACK
    登山や山遊びに関する国内最大級のWEBメディアです。 私の写真も記事にしていただきました。
  • 岡本医師による小線源治療
    主治医である岡本医師の前立腺がんの「局所再発ゼロを目指した治療」の紹介です。
  • 八東ふるさとの森
    鳥取県にある有名な「森を楽しむ」町営の施設。 こちらのブログには私の撮った写真も載っています。
無料ブログはココログ

前立腺がんとの闘い

2025年6月 6日 (金)

定期診察(治療後8年9ヶ月 )

【2025年 6月 3日】
放射線治療終了後8年9ヶ月が経過、定期診察に行ってきました。

PSAは今でも順調に降下を続けています。
0.01を下回ると測定感度以下となり、それが2回続いたらもう再発はなく、治癒したということになるとの説明でした。




2506_psa
PSAは、半年前よりも0.005ng/mL下がって0.016。
長期で見ても明らかな下降傾向となっています。
しかし(がんとは別問題ですが)テストステロンは4年前から下降傾向となっているのがちょっとサビシイ…(^^;)
(正常範囲であり、贅沢な話です)



●前立腺癌治療後 “治癒した” と判定される基準(診察の際にも説明をいただきました)
 解説)前立腺癌の治癒判定について(岡本医師のHPより/抜粋)

・全摘手術…PSA>0.2ng/ml
  前立腺と共にがん組織が完全に除去できていることが治癒の条件なのでPSAが測定感度以下であることになる。 
  実臨床の現場でもこの基準は使われており合理的な判定基準だと思われる。

・放射線治療…PSA>2.0ng/ml
 再発基準であるPSA値2.0ng/mlは何ら生物学的・病理学的根拠はなく、“治癒した” と判定される判定基準が存在しない。
 
 例えば放射線治療後にPSA=1.8ng/mlなら非再発と判定されるが、臨床的には再発と判断すべき。
 つまり”非再発と判定されること”と “治癒した状態”はまったく別物ということ。

岡本メソッドでの高線量での小線源治療、(中間リスクでBED=200Gy、 高リスクや超高リスクでは220Gy)で治療した場合、PSAが100ng/mlを超える場合でも8~10年の観察期間で隠れた転移がなければ、ほとんどPSA値は測定感度以下まで低下する。
※私はBED=220Gy、約9年で測定感度ギリギリまで低下しました。(治療前PSA49)

岡本医師は小線源治療後の治癒判定は、PSA値が「測定感度以下まで低下すること」を確認することとしている。
PSAを出す細胞が体内から消失したことで合理的な判定基準といえる。経過年数ではない。

他のハイテク外部照射装置を用いてもBED が150~160Gy程度と照射線量 (BED)が低いため、長期間観察してもPSA値が測定感度以下になることはまずない。

詳細は下記を参照願います。
解説)前立腺癌の治癒判定について – 前立腺癌密封小線源治療


2024年12月13日 (金)

六甲山で探鳥

【2024年12月 7日】
冬型の気圧配置をもろともせず、六甲山へ。
目指すは「ハギマシコ」。




D5b_4528_040
すぐにクロジ発見。初めてです。



Z8b_0402_164
いつものカヤクグリは相変わらず人懐っこい。



Z8b_0437_199
2カ所目に移動。
久しぶりのルリビタキです。



Z8b_0482_243
胸の黄色がきれいなマヒワ。


久しぶりの六甲山はお目当てのハギマシコには会えなかったけれど、冬型の気圧配置の割に寒くなく、快適な探鳥でした。

昼食はなんと9年ぶりのカップヌードル。ガンになってから一切食べてなかった背徳の食べ物💦
単身赴任の時によく食べたシーフード味は、とても懐かしく美味しかった~😋

2024年10月30日 (水)

花嫁の父Ⅱ

【2024年10月14日】
長女が結婚しました。
次女が3年ほど前に結婚、順序が逆で少し心配していましたが、これですべての娘たちを送り出すことができました。




O0400030015497940692
レストランを貸し切った形の「カジュアルウエディング」らしい。



O0400030015497940695k
カジュアルとは言いながら、結局私たちはモーニングと留袖という形でした。
(手前の黒い服が私達夫婦)

順調だった次女に比べ、長女は少し心配していただけに涙が…いや新郎の父が先に泣いてしまい、先を越されてしまいました(^^)

これから先、私は2人兄弟で弟は子供がいないこと、また娘2人は嫁に行ったので私達の姓はあと数十年で終わりとなります…。
世間ではよくあることですが…。

9年前に私が病気の宣告を受けた時のことを思えば、今日のこの日は夢のようです。
まあそんなこんなで子供たちが片付き、一つの任務が終了できた節目かなぁ~とちょっぴりホッとしています。

2024年10月11日 (金)

定期診察(治療後8年 )

【2024年10月 8日】
放射線治療終了後8年が経過、定期診察に行ってきました。




2410
<クリックで拡大します>
PSAは0.021と微動を繰り返しながら、下降傾向が続いており、良好な状況です。
そのうちに0.01を下回ると測定限界に達するとのこと。

久しぶりにテストステロン値を測定、下降気味ですが正常範囲を維持しています。
下降しているのは年齢のせいかどうかは聞いておりませんが、ちょっとサミシイ…(^^;
ちなみにホルモン治療を2年近く行うと、元には戻らないそう。
恐るべしホルモン治療ですね。

医師いわく、ホルモン治療中や治療後しばらくはテストステロン値が下がった状態でPSAを測っても意味がない、ホルモン治療の効果がなくなりテストステロン値が上昇してもPSAが下がると治癒に向かいます。
医師はホルモン治療を継続してPSAが下がって、治りつつあるとか治ったということにしてしまうパターンは愚の骨頂であるが、よくある話のですとのこと。

岡本医師率いる大阪前立腺クリニックは、半年前は開業直後で一部工事中でしたが、今は完成済み。
今年7月から小線源治療を開始後、30数件を実施、現在半年以上の順番待ちだそうです。

いずれにしてもあっという間の8年でした。
当初はPSAの結果を聞くのが毎回恐怖で、まだまだ先は長いなぁなどと思っていましたが、無事にこのような日を迎えられるのは何よりの喜びです。
もちろん、今まで通り日々を油断せずに過ごしたいと思っています。

2024年9月 7日 (土)

大腸内視鏡検査(3回目)

【2024年 9月 5日】
前立腺がんの治療終了後から約3年毎に行っている「大腸内視鏡検査」。
放射線治療による大腸へのダメージで直腸の10cm位が大腸炎となっていて、そこからの出血が大腸がんではないことの確認のためで今回が3回目です。

前回の3年前は直径7㎜のポリープが見つかり、後日一泊の入院で除去、悪性ではなかったので次は3年後の検査予定でした。

内視鏡検査はどこでも可能ですが、今回も放射線治療を行った滋賀医大病院まで出かけました。



結果は異常なし。
ポリープや出血跡もなく、きれいな大腸でしたとのこと。
今年に入ってから排便時の出血もなくなっていましたので予想通りでした。

Img_20211001_095908
<2021年4月に撮影した放射線性大腸炎>

大腸炎の場所も赤みが少なくなり、また3年前のAPCを行った跡もきれいになっていました。
APCのリスクも心配していたのですが、結果としてはOKだったようです。
今回の写真はありませんが、モニターでは前回の大腸の炎症の度合い(赤みの程度)を10とすると、2くらいに見えました。(私の感覚)
改善したのはAPCの効果か、自然治癒によるものかはわかりませんが、想像では両方かと思っています。

治療時の副作用の一つの懸念材料がほぼ解決された気がします。
本日はこれで無罪放免となり、次回は5年後位でよいとのこと。


※APC(アルゴンプラズマ凝固法)とは、内視鏡検査時に出血部分を焼灼する止血方法

2024年7月27日 (土)

定期診察(治療後7年10ヶ月 )

【2024年 7月26日】
治療終了後7年10ヶ月の放射線科の定期診察に1年ぶりに行ってきました。
結果、PSAはさらに下降しており、うれしい結果となりました。

 

Psa2407
グラフの通り、腫瘍マーカーの今回のPSA値は「0.018」と過去最低を記録(正常値は0~4)、傾向としても下がり傾向で医師も「治ったと言えるし、もう再発もないだろう」とのコメント。うれしい限りです。
<クリックで少し拡大します>



2407
しかし最近気になっているのが同じ血液のデータで血球に関する値。
27年前からのデータをグラフにして持参しました。
<クリックで少し拡大します>


・直近の値(単位は気にせず相対的な推移を見て下さい)
ヘモグロビン…14.2(基準範囲:13.5〜17.5)
赤血球…4.26(基準範囲:4.30〜5.70)
白血球…2.80(基準範囲:3.30~9.00)


グラフでは、値が放射線治療のタイミング(黒丸)で降下しているので影響は明確です。
これは放射線による「骨髄抑制」で、骨髄で血液細胞をつくる能力が低下することによるものです。
他に食欲不振(現在も若干の傾向はありますが、歳のせいもあるかも)、放射線性大腸炎(この数ヵ月は出血もなく、改善傾向)くらいで、大勢に影響のあるものではありません。

しかし特に白血球の値が元に戻っていないことが気になっています。
そのために感染症にかかりやすいので予防が必要とのことですが、値が低いのは放射線の影響といっても前立腺やその周辺(骨盤)の狭い範囲に当てただけなのでわずかであること、また
他にホルモン治療や精神的なものの影響、やはり大病であるので体には大きなダメージがあったはずなど様々な要素があるそうです。

ちなみに患者でできる白血球の減少を回復させる対策は「ない」とのこと。食事や生活習慣などでは改善しないようです。
場合によっては血液内科への紹介をお願いしようと思っていましたが、この値では「様子を見ましょう」で終わってしまのが関の山、もし継続的に2.0を下回ったら受診してくださいとのことでした。

最後に治療に使用した放射線による二次がんの可能性については、ゼロではありませんが、今から他のがんの発症リスクの高さと同等かそれ以下であり、他のがんの予防に努めることに気を使ったほうがよい…とのコメントでした。

最近の診察は結果が良好で、細かい専門分野でないところでも質問させていただきましたが、快くお答えいただきました。
毎度のことですが、経過が順調であり、そのことで枝葉の部分のお話もたくさんしていただきありがたく思います。

次回の診察は来たければ来て下さいとのことで放射線科としては「定期診察終了」という形でした。
まずは命の恩人に感謝をお伝えし、診察室をあとにしました。

2024年4月12日 (金)

初めての大阪造幣局「桜の通り抜け」

【2024年 4月 8日】
大阪へ定期診察に出かけた後、結果に気を良くして病院から電車ですぐの「桜の通り抜け」に行ってみました。
前から気になっていましたが、出かけるのは初めてです。




Collage1
白っぽい花①
(桜にお詳しい方からすると申し訳ありませんが、花の名前は省略させていただいています)



Collage2
白っぽい花②



Collage4
ピンクっぽい花①



Collage3
ピンクっぽい花②
下段の写真は今年の花の「大手毬」。毎年スマホで現地で投票し次年度分が決まるようです。



Dsc_0630

パンフレットとお土産(造幣事業150周年記念のブックマーカー)

今年の開催は4月5日~11日。
事前予約制のため、QRコードを持っていないと入場できません。
病院の待合室でスマホで予約してみたところ午前中のみキャンセルが3名分あったので予約。

そのせいか雑踏で進めないということはなくのんびりと眺められますが、立ち止まらないようになどと騒々しいのと、外国人が多いですね。
造幣博物館に寄ってみたかったのですが、桜の時期は閉館でした。
工場見学ができればいいのに…。無理かなぁ。

八重桜が大半のため、通常はソメイヨシノの開花より少し遅く8分~満開という感じ。
曇天でしたがさすがによく手入れされていて枝ぶりもなかなかで、直前の診察結果が良かったこともあり楽しめました。

2024年4月 9日 (火)

開業直後の定期診察(治療後7年7ヶ月)

【2024年 4月 8日】
定期診察のために、開業直後の「大阪前立腺クリニック」へに行ってきました。




Dsc_0594
最寄り駅のホームの脇です。
改札口から2分。
神戸の自宅から1時間30分程度で着きます。
滋賀医大病院、工藤クリニック、宇治病院と遠くて不便なところばかりでしたが、こちらは都心の駅前でとても便利です。
東北地方の患者さんも日帰りできると喜んでおられるそうです。



2404
診察結果はPSAの値が前回が少し上がったので、今回2回連続の上昇だと少し心配でしたが、結果は非常に良いものでした。
絶対値も十分に下がっていますし、下がり傾向のトレンドなので異常なしというところです。
<クリックで拡大します>


クリニックは4月1日に開業されました。
大量のお祝いのお花に囲まれた院内で、内装は白を基調にした清潔感あふれる雰囲気です。

岡本先生は、ご自身のお城が完成してとても嬉しそうでした。
開業準備でお忙しいかったと思いきや、この間も論文の発表に向けて頑張っておられたそうです。
これからもさらなるご活躍を期待できそうです。

診察後、気分が良かったので電車で10分の「造幣局 桜の通り抜け」に行ってみました。

2024年4月 6日 (土)

おいしい「のらぼう菜」

【2024年 3月】
13年もの間、自家採種で作っている「のらぼう菜」。
今年も豊作です。


Dsc_0583_20240405182101
1767年に江戸幕府が栽培を奨励したというかき菜の仲間で、病気にも虫にも強く、食べては柔らかくて美味しい「のらぼう菜」。
今、畑には白菜やタアサイの成れの果ての菜花もありますが、圧倒的に甘くて美味しいです。
さらに年越しの茎ブロッコリーもありますが、こちらには負けます。

毎年大量に収穫。体にもよくて飽きません。
これでガンが治ったのかも^^

2024年3月30日 (土)

開業間近の岡本医師

 【2024年 3月30日】
主治医である岡本医師が、今年4月より従来の京都の宇治病院から大阪で開業されます。

 

Photo_20240330015601
<クリックでWebサイトへ⤴>


病院名は「大阪前立腺クリニック」
ホームページによると、今年4月からの開業に向けて現在工事中だそうです。

前立腺癌の診断と治療に特化したクリニックで、診察はすべて予約制。
開業後の4~5月は既に治療を受けられ方や監視療法中の経過観察の方などの外来診療となり、小線源治療の開始は6月後半以降になるようです。
また従来と違って診察は患者一人15分ごととし、待ち時間を短縮に取り組まれるとのこと。

私の通院は前回9月に宇治病院での最後の診察のあと、次回は4月8日(月)で、新規開業直後の診察となります。
確かに今までの待ち時間は長かったですね~。ツボに入ると診察を外れて15分で終わらなかったんですよね(笑)

岡本医師は理事長・院長としてもご活躍とのこと。
いずれにしても開業おめでとうございます。

より以前の記事一覧