前立腺がんとの闘い

2020年5月16日 (土)

旬の味

山にも行けない、アウトドアは御法度の雰囲気…。
さらに外食も行きづらい…。
しばらくの辛抱ですが、今は畑で楽しんでいます。

この時期は豆類がたくさん獲れます。
豆類は「低脂肪・高たんぱく」食品で、「ビタミンB群」や
カルシウム、リン、カリウム、マグネシウム、鉄、亜鉛などの「ミネラル類」、そして何より抗ガン作用があるそうです。




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特に豊作なのは「ソラマメ」。今日だけで約50本収穫、今シーズンは400本くらいは穫れそうです。
14株植えているので、20~30本/株なのでまずまずです。
「スナップエンドウ」はあと1週間で終わります。
大量に食べましたが味はまったく飽きませんね~。
今年初めて栽培したのが「実エンドウ」(右)。実家の岐阜県郡上市で苗を購入。
さらに「インゲン」はつる無しとつる有りを育苗中。



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「ソラマメ」は穫りたてをニンニクで炒めて、味付けは塩のみですが最高です!
「実エンドウ」は郡上と気候が合わないのかさやが固いですが、中の豆はとても甘い!



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さらにソラマメを焼いてみました。
こちらも塩のみでいただきます。これまた絶品!



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豆とは違いますが、形が似ているということで(^^)…サクランボ。
農園主さんの自宅にお邪魔して初めてのサクランボ狩り。
粒は大きくないけど穫りやすいように足場が組んであり高い所もOK。
食べながら収穫。際限なく食べられるのは夢のよう…。(もちろん無農薬)
やはり完熟は違います。



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持ち帰ったもの。さらに2日後にもいただきました。
家内とジャムにしようか、サクランボ酒にしようかなどと検討を重ねた結果、生ですぐに食べるのが一番と決議、決行しました(笑)


Yasai


子供の頃は母が作った野菜をなんとなく食べていましたが、歳を重ねると感じ方が違いますね~。
旬の穫りたてのものは美味しいだけでなく、身体がよろこんでいる気がします~。

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2020年5月11日 (月)

私の感染リスク?その2

【2020年 5月11日】
がん患者の感染リスクとして放射線治療による白血球減少で免疫力低下となり感染しやすくなること、また放射線が治療すべき部位周辺の健康な部分にも当たってしまい、組織が弱り重症化することが岡江久美子さんの例で発覚しました。(私の感染リスク?その1)

次に日本放射線腫瘍学会からは、いや放射線治療による影響は小さいとのコメントがあったことを書きました。(放射線治療後の免疫力低下)

今回はイタリアからの情報で、ホルモン治療を行っていると感染しにくい、重傷化しにくいとのニュースが発表された件です。



イタリアから5月7日に発表された情報で、新型コロナウイルスの感染や症状悪化には男性ホルモン(アンドロゲン)が関与しており、前立腺がん患者に行う「アンドロゲン遮断療法(ADT)=ホルモン治療」が感染予防や治療に役立つ可能性があるとのことです。

JIJI.COM

前立腺がんは男性ホルモンで増殖するため薬で抑えるADTが行われます。
イタリアのベネト州の前立腺がん患者で、ADTを行う患者は行っていない患者に比べ、新型コロナの感染率や重症化率が大幅に低かったことがわかりました。
これは男性ホルモンがウイルスの感染に重要な役割を果たす酵素にも働いているためと考えられるそうです。

イタリアのベネト州の前立腺がん患者について下記の調査結果が出ました。
ADT実施者…5,273人
      感染者4人(0.08%)
      重傷者1人(0.02%)
      死者0人
ADT未実施…37,161人
      感染者114人(0.31%・対ADTの4倍)
      重傷者31人(0.08%・対ADTの4倍)
      死者18人(0.05%)
実に4倍の差があります!


私もADTを受けておりますがホルモン治療が終わったのが3年前、その主な指標となる「テストステロン」の推移は下記の通りです。

Test
「テストステロン」は血液検査で測定できますが、保険点数の関係もあり2018年3月以降は測定していません。
つまり私の「テストステロン」値は2年前から正常範囲に入っており、残念ながら既にホルモン治療の効果は無くなっていると思います(^^;)

結局、私の場合は…
放射線治療による白血球減少による感染リスクは少し高い。
ホルモン治療による感染や重症化しにくいリスクは普通。
よって通常より少し感染リスクは高い…てな感じですかね~。

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2020年5月 2日 (土)

放射線治療後の免疫力低下

 「がんの放射線治療後の免疫力について」というタイトルで、公益社団法人 日本放射線腫瘍学会から4月25日に下記の通り声明文が出ました。

 


<抜粋>
岡江久美子さんが新型コロナウイルス肺炎で亡くなられたのは「乳がんの放射線治療により免疫力が低下した原因ではないか」との報道がNHK等からありました。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200423/k10012401871000.html

現在、またこれから放射線治療を受ける方々は不安と思われるが「早期乳がん手術後の放射線治療は、免疫機能の低下はほとんどなく過度な心配は不要である」
免疫を担う白血球は骨髄で作られるが、放射線治療の影響はわずかであり免疫力の低下は考えにくい。
NHKの報道によると「放射線治療を受けた場合、まれに肺が部分的に炎症を起こすことや白血球が減少することもあるが、新型コロナウイルスで重症化する原因になるほど免疫力が下がるとは考えにくい。

日本では放射線というと怖い、危ないというイメージが先行するようであるが、放射線治療は本来副作用や後遺症等、身体への負担が少ないもので、またまわりの正常組織の機能や形態を温存できる利点がある。



声明文は少しわかりにくいですね。
私の放射線治療は前立腺や精嚢さらにその周辺(全骨盤)に照射していて、骨髄抑制により白血球は2700前後まで下がっており、治療後3年半たっても血便があります。
また放射線治療の1年半後には、初めてインフルエンザにかかりました。
放射線治療は命を助けてもらいとても感謝しておりますが、やはり副作用として身体には相応のダメージがあり、免疫力は下がっていると実感します。
がん患者にとって抗がん剤の使用の有無や放射線の照射部位、またがんの種類にもよりますが、少なからず放射線治療の影響での免疫力の低下はあるのではと思います。

 

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私の受けた放射線治療1(小線源治療/内部照射)
Φ0.8×4.5㎜のカプセルを前立腺と精嚢に51個埋め込みました。



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私の受けた放射線治療2(外部照射/netより借用)
Novalis TX(ドイツとアメリカが共同作ったリニアック)で小線源治療の1ケ月後に25回の照射を行いました。



しかし現在のがん患者は新型コロナウイルスの感染拡大のために、予定していた治療が遅れたり、病院や治療方法が変更になったりというような影響が出ている可能性がありますが、免疫力の低下を恐れるあまり予定している放射線治療を遅らせたり、別な方法に変更するようなレベルではないと思われます。

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2020年4月28日 (火)

アシタバ入りスムージー

【2020年 4月27日】
ガン宣告から4年弱、当初から朝食前の定番としてスムージーを作っています。
今回は畑で採れた『アシタバ』を入れてみました。




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左が畑のアシタバ。
右上が収穫した新芽。天ぷらにすると最高に美味しいです。
右下が本日のスムージー。左が家内用(生のアシタバは苦手のため)、右がアシタバ入り。
味はまずまずで身体に良さそうな少しの苦みがあります。
スムージーのベース(2人分)は、ニンジン150g、リンゴ1/2個、バナナ1本、レモン1/2個(いただきもの、又はレモン果汁)。



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がん予防に効果があると考えられる食品を、効果が期待できる順に上からピラミッド型に並べたものを「デザイナーフーズ・ピラミッド」といいます。
トップは「ニンニク」、さらにトップ集団にセリ科の『アシタバ』がいます。


<アシタバの栄養素>
「カルコン」 …強い抗酸化作用や抗ガン作用、老廃物を排出

「クマリン」…強い抗菌作用、アルツハイマーの予防

「βカロテン」…抗ガン作用、発がん予防、動脈硬化予防、免疫を高める、髪の健康維持や、視力維持、粘膜・皮膚の健康維持、喉や肺など呼吸器系統を守る

「食物繊維」…シミ・そばかす対策

「カリウム」…血圧の上昇を抑える、貧血予防

「ビタミンK」…骨の形成を助けたり、出血時に血液を凝固させる

それ以外に、便秘予防、高血圧予防、心筋梗塞予防、脳梗塞予防、動脈硬化予防、貧血予防、風邪予防など…。
またそれぞれ栄養素の含有量が多いのが特徴です。



アシタバは八丈島等の伊豆七島などで自生、又は栽培しています。
種から植えても、苗を購入し定植してもなかなか育ちません。
関西では気候などが合わないのかもしれませんが、現在畑で1本だけ育っています。

いいことずくめのアシタバ。今日葉っぱを収穫しても明日また葉が出てくるという元気な植物です。
いい感じですね~。

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2020年4月23日 (木)

私の感染リスク?その1

【2020年 4月23日】
本日、岡江久美子さんが新型コロナウイルスで亡くなりました。
志村けんさんの時も驚きましたが、今回の岡江さんはさらにショックです。

それは乳がんの治療で私と同じ放射線治療を行った影響が考えられるからです。
同じ63歳、日頃元気そう…など自身と似ている点が多い。(あんなに美しく頭もよくないですが)
やはり副作用で免疫力が下がっているのが原因か……。


■骨髄抑制
がんの治療は放射線治療や抗がん剤がありますが、どちらもがん細胞だけではなく、近くの健康な細胞にもダメージを与えます。
骨髄は白血球・赤血球・血小板などを造っていて、放射線などのダメージを受けることで機能が低下することを骨髄抑制といいます。

■白血球減少症
骨髄抑制によって白血球が少なくなりますが、白血球は免疫機能を担っていて、減少すると抵抗力が弱まり感染を受けやすくなるそうです。

■白血球の数値(単位はμ/L)
 正  常  値:3300~9000
 グレード1:3000~3300 → 治療は不要
 グレード2:2000~3000 → 少しの治療や局所治療要
 グレード3:2000~1000 → 入院や侵襲的治療、輸血、手術要
 グレード4:1000未満   → 生命に関わる、集中治療要
 グレード5:死亡


<私の白血球の数値の推移>正常値は3300~9000
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2016年に行った放射線治療(小線源&外部照射)による骨髄抑制で白血球の値が減少しています。
(2016年の検査後に治療、赤血球は2017年の検査時にのみ正常値から外れた)
上記のグレードで私は「2」となり『白血球減少症』の範囲です。
主治医はほっとけば治る(^^;…とのことでそれ自体は心配はしておりませんでしたが、このところの新型コロナウイルスの感染拡大で不安が増してきました。


白血球減少症での一般的な感染予防法(ネットで検索)
・手洗い、うがい、歯磨き(食事の前後)
・水分摂取
・人ごみは避ける
・風邪の人に近づかない
・ペットとの接触後は手洗い
・新鮮な食べ物をできるだけ火を通して
・調理は薄味
・免疫力アップさせる食材
  緑黄色野菜、キャベツ、大根、玉葱、ニンニク、お茶、紫蘇
  生姜、きのこ、バナナ、りんご、ヨーグルト、納豆、チーズ
  海草類
・食べない方がよい食品
  食品添加物(加工食品、インスタント食品など)
※上記は、コロナ発生以前の情報です。
ちなみに上記の内容は日常ほぼ実施しています。

岡江さんは、乳がんで抗がん剤は使用してなかったとのことですが、乳房の脇にある肺に放射線が当たったせいで肺が弱っていたとの情報もあります。

私としては感染リスクが低下している(数値化できませんが)以上、さらなる感染予防が重要と思います。
会社も様々な対策を行っている中で、現在は時短勤務、通勤は自家用車を使用していますが、現在の生活の範囲では一番リスクが高い場所と考えられます。
今まで以上に感度を上げて業務や生活をしたいと思っています。

4月25日~5月6日までの12日間休みは、就職以来もっとも長~いもの。
帰省もできないので、の~んびりと贅沢な時間を過ごすことで免疫力を上げ、リスクを減らせることができたらいいなあ~。

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2020年3月 5日 (木)

有機無農薬米?

【2020年2月24日】
知り合いから有機無農薬で生産したお米を購入しました。
化成肥料、農薬は一切使用しないだけでなく、動物性肥料も使用しないこだわりのお米です。




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信頼できる生産者が、信頼できる田んぼでできた米(銘柄はコシヒカリ)なので安心。それだけで美味しく感じます。
(最近の農家は田んぼから収穫後、最後の加工は農協などのセンターに依頼するため、自分の田んぼで獲れたお米を口にできないことが多いのです)



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こちらはその生産者の田んぼではありません。
菜園の近くにある田んぼですが、ここでは毎年牛糞堆肥を入れておられます。

???…違います!
これは堆肥ではありません。未発酵の生(なま)の牛の糞です!
この田んぼでは、バキュームカーで液体をまいているのも何回か見ました。
生の牛の尿です!
共にとても臭いがきついです。

これでも有機栽培なのでしょうか?確かに無機ではなく有機ですが…。
これだけ窒素分を投入すると収穫量は増えるでしょう。
それはもうすぐ糞の山の回りの雑草がそこだけ極端に成長してくることでわかります。
できたお米の味はえぐ味が強くなるそうですが消費者にはわかりません。
さらに多くの窒素分で害虫が寄り集まるのは見えており、それを退治するのに農薬を使用することが推測されます。

消費者には見えない生産現場。他に同様の事例はたくさんあると思われます。
自分だけ良ければよい…典型です。
この生産者はこの田んぼで獲れたお米はご自身では食べないと思います。

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2020年2月21日 (金)

定期診察(治療終了後3年半)

【2020年 2月21日】
治療終了したのが2016年9月、3年半経ち定期の診察へ。
いつもドキドキのマーカーの数値は…?

診察は治療を受けた滋賀医科大病院(放射線科)と、同じ大津市内にある、くどうクリニック(泌尿器科)の2箇所にはしごです。




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滋賀医科大病院の後、「くどうクリニック」に初めて行きます。
「京阪三井寺」下車。周辺には「三井寺」の他に、明治時代に琵琶湖の水を京都まで引いた「琵琶湖疎水」が近くにあります。
桜の時期はよさそうです。



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「くどうクリニック」は京阪石山坂本線の沿線にあります。
(中央の車が2台止まっている建物)
今日は電車を利用しましたが、お隣の休業した銭湯の駐車場も使用できるようです。



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診察の結果は…OKでした!
マーカーのPSAはここ1年で小さな変動がありましたが、今回は-0.027ng/mL減少し、0.051ng/mLとなり順調です。
(細かい増減は測定誤差で気にする必要なしとのこと…ですが気になりますねえ)
もし転移があればPSAに出てくるので継続監視は必要です。
また放射線による大腸炎の血便は少しありますが、増加がなければ経過を見ることでよいとのこと。
<クリックで拡大します>

いつもの滋賀医科大病院で血液検査と診察、その後バス、JR、京阪を乗り継いで「くどうクリニック」へ。
ここでは昨年12月に滋賀医科大病院を退職された岡本先生の診察を受けます。
順調ですねえの一言で、世間話が大半ですが(^^

岡本先生は関東へ行かれるとのうわさはまだ何も決まっていないとのこと。
次回の岡本先生の診察は諸事情により京都府宇治市の「宇治病院」に変更となります。
世界遺産の「平等院」とセットにしてみようかな~。(結果がよければ)

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2019年11月30日 (土)

「手絞りエクストラバージンオイル」

【2019年11月30日】
オリーブの生産量はご存じ小豆島が国内No.1ですが、日本で最初にオリーブ園ができ、オリーブオイルを絞ったところは神戸だったんだそうです。
しかも小豆島より20年以上前の明治時代のお話しです。

そのオリーブを復活させようとしたプロジェクトの活動の一環で「神戸オリーブ祭り2019」という手絞りのMyオリーブオイルを作ってみようという催しがあったので、申し込んだところ当選しましたので行ってきました。

 

 

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会場は農業公園(ワイン城)。自宅から車で10分です。

 

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本日は70名の大盛況。
講師は神戸大名誉教授、小豆島から来られた方々などプロの面々です。
また兵庫県からも補助をいただいているそうです。



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一人分のキット。原料のオリーブは500gです。
10時から16時まで6時間かけてオイルを抽出します。


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まずジップロックを二重にして、手で丁寧に揉むこと1時間半!
指がだるくなってきます。


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合間にオリーブ茶が配られます。
よい香りがします。

 

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また、途中でオリーブオイルを利用したコンフィ作りも行います。
オリーブオイルをかけて混ぜただけですが、お酒のアテにもできるなかなかの味です。



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抽出は3時間かかるので、その間に外に出てオリーブ畑の草取りをお手伝いします。
ワイン城という施設ですが、様々なフルーツが植えてあります。
またオリーブの剪定方法について講義がありました。
まず木の健康を考えてあげることが重要とのこと。
木だけでなく、植物全般に共通しての考え方を教えていただき有意義でした。


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会場に帰ってくると………溜まっています!
(キッチンペーパーで漉しています)


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さらに上澄み液のみ吸引。


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完成!
人によって量や色が違っています。
家内のものは澄んでいて美味しそう、私のは量が多いです。
揉み方や体温などによって色や味も変わるそうです。




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翌日の朝食の米粉パンにつけていただきました。コンフィも。
味は…。
舌にピリピリ感があり、新鮮な感じがします。(基本的に油の味をわかっていないので、貧弱なコメント…)

さらにオリーブの残骸は手に塗り込むとすべすべになるそうです。
また堆肥にもなるそうで、もちろんもらって帰りました。

医学的効果もたくさんあり、血液、消化器、皮膚、内分泌系、骨、老化防止、離乳食にも…でもなんといってもがん予防です。
乳房、前立腺、結腸、直腸、子宮内膜の腫瘍予防です。主に過酸化に強い脂肪酸の働きによるものだそうです。

結局500gのオリーブの実から、6時間かけてとれた「手絞りエクストラバージンオリーブオイル」は50g前後。
まあ通常は薬品を使用して抽出するらしいので、安心安全ではあります~。

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2019年11月29日 (金)

証人尋問の傍聴

【2019年11月29日】
経験のない医師が手術を企てた事件で、患者4名が医師2名を訴えた裁判は大詰めを迎え、証人尋問が始まりました。
11月21日は岡本医師、本日(11月29日)は河野医師、塩田学長、松末病院長の3名の証人尋問ががあり、滋賀県の大津地方裁判所に家内と傍聴に行ってきました。

 

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傍聴前に大津駅前で患者会のスタンディング、及び集会が開かれました。
マスコミは記者9名とテレビカメラ2社。


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その後、徒歩3分程度の大津地方裁判所に移動。
大人数の傍聴希望者やTVカメラで職員の方も驚かれていました。
傍聴は定員40名程度ですが、希望者は2倍程度でリストバンドを利用した抽選となります。
家内は当選、私は落選でしたが、同じご夫婦で同様の方と途中交代で傍聴できました。


私たちが傍聴したのは、岡本医師と一緒に治療を行っていた放射線科の河野医師の証人尋問です。
河野医師は、あくまで滋賀医大の小線源治療は放射線医師の手腕が大半で、泌尿器科(岡本医師)の役割は手足でしかない。
そのため泌尿器科医の行う線源の挿入は誰がやっても結果は同じで、岡本医師が特筆して優れているわけではなく、他の医療機関と差はない…等の一点張りでした。(だから岡本医師の治療継続の必要はない)
その内容は事前の陳述書の内容と同様でしたが、言わされてる感がありありでした。

それに対し私も反証(意見書)を提出しています。(反証は私を含めて6名提出)
反証の内容は公表できませんが、河野医師は当時私に対して特にスーパーハイリスクの場合は、挑戦的で難しい治療である旨を発言されていたことを述べています。

以前は岡本医師と2人で病院のパンフレットにも掲載され、患者が全国から訪れる滋賀医大病院の目玉でした。
しかし今回のトラブルに巻き込まれ、2人の中は最悪です。(2人とも私の主治医)
まあ河野医師も組織に属している以上、上司の意志に背くわけにはいかず、被害者だとは思います。(医師としては腕も性格もすばらしい方と思っています)

証人は最初は緊張気味でしたが、原告側の弁護士の尋問が頼りないことでだんだんにマイペースとなり、のらりくらり状態で残念でした。
若い女性弁護士は滑舌が悪く、声も通らないこともあり、小線源治療のことをもっと学習し攻めてほしかった…。
井戸弁護団長は最後に一言だけ鋭い質問を投げかけました。その後の本日の本丸の塩田学長、松末病院長の尋問で活躍されたようです。

裁判の傍聴は初めて(もちろん原告にも被告にもなったことはないです…)でしたが、テレビでやっているのと同じでした。
冒頭裁判官の入場の後、テレビカメラの撮影が2分間あり、その後に証人が登壇、被告側と原告側の弁護士から尋問があります。
途中、「異議あり」とか「弾劾です」などと横やりが入り、そのたびに裁判官が判断し進行します。
(弾劾:相手のことを非難したり、相手の失敗や欠点などを取り上げて責めること)

次回は12月17日に大津地裁にて原告、被告の意見陳述があります。


 

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終了後は近江神宮にお参りし、患者の勝訴と岡本医師の治療継続をお願いしました。

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2019年11月26日 (火)

最後の手術

【2019年11月26日】
2005年から続いてきた岡本先生の小線源治療。
本日ついに最後の手術の日となりました。

 

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<クリックで拡大します>

私のような精嚢にまで癌が浸潤している症例に小線源治療をおこなってくれる医師は日本では岡本医師以外に存在しません。
精嚢への線源留置が技術的に難しいからです。

同じ前立腺がんで小線源治療を行っている東京医療センタ-、奈良医科大学、京都府立医科大学もそれぞれ私のようなステージT3bに対しての小線源治療はやっていない、できない、受け付けてもらえないのです。

私は岡本先生だから助かったのです!


<岡本先生からの情報(抜粋)>
今後前立腺がんで PSA100以上、精嚢浸潤あり、リンパ節転移の患者は行き場を失うことになります。
1,238名の治療が終了、岡本先生の小線源治療は今日をもって世の中から消えます。
内52名は仮処分に勝てたことにより救命できた方々です。

<本日の岡本先生のお言葉>
真理を黙って実行するというのが大自然(仏 仏法)だ
誰に褒められるということも思わないし
時がきたならばちゃんと花が咲き
・・・そして なすべきことをして黙って去っていく
それが教えであり 法であり 真理だ

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