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前立腺がんとの闘い

仮処分の申し立て

2018年11月16日、滋賀医科大学前立腺癌小線源治療学講座岡本特任教授が、滋賀医科大学を相手に仮処分の申し立てを行いました。
その後に記者会見が開かれましたので出席してきました。

 

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左から、Yさん、S(私)、岡本医師、弁護士(3名)
<岡本先生以外は写真を一部加工しています>


■弁護士からの説明 (債務者:滋賀医科大学、債権者:岡本医師)

1.滋賀医科大学(以下大学)は、岡本医師に対しホームページ中の「病院からのお知らせ」欄に掲載した「新聞報道について」と題する請求コメント目録1記載のコメントを全部削除せよ。

2.大学は、岡本医師に対し,ホームページ中の泌尿器科学講座「お知らせ」欄に掲載した「当講座医師に関する新聞報道について」と題する請求コメント目録2記載のコメントを全部削除せよ。

3.大学は、岡本医師に対し,医学部附属病院内に掲示した「滋賀医科大学泌尿器科学講座医師に関する新聞報道について」と題する請求コメント(上記2と同一内容)の文書を撤去せよ。


この仮処分申し立ては、「単なる文章の削除要求」のようであるが、岡本医師の投げかけている問題意識の根本はそれだけではない。(ジャーナリストの田所氏のコメント)


■岡本医師の見解

これまで14年間にわたり、全国から来院された1,000例を超える前立腺癌患者の方々に、小線源治療という特殊な放射線治療を行ってきました。

2015年から私を特任教授とする寄付講座である「小線源治療学講座」が設置され、その時期に今回の事件が発生いたしました。

2015年、教授の指示により、実際の患者に「小線源治療の経験がない」という事実を説明せずにいきなり執刀を行うという患者の人権を無視した計画が20名あまりの患者さんに対して企てられました。
その際、私は手術に立ち会うよう、泌尿器科教授から要求されました。

さらに私は当該患者に診察、接触、説明することは泌尿器科教授から禁じられ、「私と泌尿器科が協力して小線源治療を行う予定であった」という大学の主張とはつじつまが合いません。
さらに、実行直前の2015年12月当時、泌尿器科教授と準教授から 「患者が治らずともそれは私(岡本)の責任にしないから最初から手術を準教授にさせろ」という要求を繰り返し受けておりました。

医療が、医療として成立するためには、医師・患者間の誠実な信頼関係が存在することが絶対条件・前提条件となります。
患者さんは医師が最善を考えてくれるということで医療を託すわけです。
一方、医師は目の前の患者さんに最善を尽くそうという姿勢をもっていること。
これが医療の大前提であります。
これが意図的に人権侵害や患者を欺く行為が医療として計画され実行されることは「医療ではなく、傷害行為」と呼ぶべきものです。

私はこれは患者の人権を侵害、また危険であるとして学長に進言、当時学長は「コンプライアンスと倫理的な観点からも憂慮すべき」とみずから宣言し、計画を中止されました。
そして当該患者は私が引き継ぎ、学長は「2016年以降小線源治療に泌尿器科は一切関わらせない」と宣言しました。

しかしその学長までが変節し「私が非協力的であったために今回の諸問題が起こった」との事実と異なる虚偽の記載をホームページ上に掲載しています。
これは「私が組織内の決定に従わず、患者の診療にも協力しない医師である」との誤った評価を招き、私自身の名誉を著しく毀損すると考え、削除を求める仮処分申し立てを行いました。

現在大学は患者さんの命を危険にさらし、人権を踏みにじった蛮行を「組織ぐるみで隠蔽」、「もみ消す」ためになりふりを構わない行動をとっています。
さらに、この問題を告発し正そうとした私を大学から追放するために、寄付講座を2017年年末で閉鎖しようともくろんでいました。
しかし多くの待機患者が存在することから講座の延長をしぶしぶ認めました。

その後「寄付講座は2019年12月で閉鎖、先立つ来年の7月から私の小線源治療を停止する」と宣言しています。
これは私にしか治せない難治性高リスクの患者さん達の命が見捨てられることになります。

国立大学附属病院の存在理由と公益は「患者ファースト」の医療を実践することにあるはずです。
全国から来院される患者さんを切り捨てることは、患者ファーストと公益に反する行為です。
医療の現場が患者ファーストの理念を失い、保身や組織優先の医療を行うのであれば、権限・権力を有する医師による医療の私物化です。

私が泌尿器科の医療行為を止めようとした理由
①今後も患者さんの同意なしに、命が危険にさらされると判断した。
②故意かつ意図的に説明義務違反を犯し、患者の人権を踏みにじることが医療の名の元に秘密裏に行われることが許されるのであれば、患者と医師の信頼関係によってのみ成立する医療というシステムそのものが破壊されるという非常に強い危機感を抱いた。

私は組織の命令に背くものであったとしても、誤った組織の命令よりも患者の命を守り、人権を守ることを優先する覚悟であり、このことに今も変わりはございません。

その理由は、医師には医の国際倫理綱領として「ジュネーブ宣言」、「ヘルシンキ宣言」というものがあり、第二次大戦後すぐに採択された医師の倫理綱領であります。
それは「医療者はどんなときも目の前に患者さんの最善のためにだけ行動せよ」という綱領であります。

さらに副文には「目の前に患者さんの最善を実行するための障碍として時に、国家権力や組織の圧力を受けることがあろうが決してその圧力に屈してはならない」と記載されています。
このことが、私が命に代えてもやり抜こうとしたことの本質であります。 

つまり私は「医の国際倫理綱領は組織の命令より優先される」と考えています。
私の判断と行動が医師として是か非か 判断いただければ幸いです。


■ジャーナリストの田所氏の見解(記者会見に出席されていました)

滋賀医科大学のホームページや病院内に掲載された文章はもちろん問題であるが、その新聞記事が書かれる原因となった、泌尿器科小線源療法未経験医師による、患者への説明義務違反を経て、施術が実行されそうになった事件が根本にある。

岡本医師が学長に危険性を伝えたため、学長は「コンプライアンスと倫理的な観点からも憂慮すべき」と判断。
施術は止まったが、岡本医師から学長への警鐘がなければ、泌尿器科小線源療法未経験医師が患者に施術を行っていた可能性が高い。


■神戸市のS(私)の話(既に岡本医師の治療を受け、完治した患者)

2015年8月、PSAが49で超高リスクの前立腺癌と診断されました。
地元の病院では「既に全摘出手術は無理で、根治も無理である」と宣告され、ホルモン治療しかないと言われ、途方に暮れ「もう人生も終わりか」と絶望の淵におりました。

そんな折、たまたま書籍から岡本先生を知り、メールで相談させていただいたところ、とてもやさしいお言葉で「すぐに来なさい」と返信がありました。
その後ホルモン治療、小線源治療、外部照射を組み合わせた、「トリモダリティー」という治療を受け、今年の9月に最後の外部照射の治療終了後から2年で「完治確定です。もうこれで大丈夫、再発もしません」という診断を頂きました。
私や家族にとって夢のようなことで、奇跡と言っても過言ではありません。

罹患当初は「このまま死ぬかもしれない」というよりも「もう遠くなく死ぬだろう」と思っておりました。私の父よりも先に…。
人生最大の絶望でしたが、「完治確定」を頂いた際は人生最大の喜びを味いました。

私は超高リスクでしたので、岡本先生でなければ完治はあり得なかったと思います。
今まさに当時の私と同じような状況で絶望のどん底の患者さんには、是非岡本先生を紹介して差し上げ、この感動を味わっていただきたいと思います。

岡本先生は下記の通り「患者ファースト」を徹底されています。
①メールアドレスを公開され、来る者は拒まずとの姿勢を貫かれていること。
②患者として安心感があること。
初診時に「超高リスク前立腺癌でも95%以上完治する」とのお言葉で、私や家族が絶望のどん底から、安心感に変わりました。その安心感は、完治確定まで継続しました。
③当初より岡本先生から、「このような治療で、マーカーがこのように変化し、こうなれば完治です」という計画をお聞きしておりました。
結果は全くその通りになりました。少し違ったのは予定より早く完治が確定したことです。
④ホルモン治療は患者の体にダメージがあります。
岡本先生は極力短期間しか行いません。まさに患者ファーストの現れです。

私は幸運にも岡本先生と巡り会い、素晴らしい治療を受けただけですが、岡本先生がここに至るには血のにじむような努力があってのものとお聞きしております。
そのために患者が安心して治療が受けられるのです。
私も治療中のQOLは大変良く、ジョギングや登山を続けられ、仕事も治療中を除いて通常通り1日も休まずに続けられ現在に至っております。

最後に癌患者を助けるために努力を惜しまない、高い非再発率、根治率である岡本先生の治療継続を心から希望いたします。

岡本先生にしか助けられない命を、権威を使って私利私欲や都合でその望みを断ち切ることが人道上許されてよいわけはありません。
現在は大学の一部の人間が、権威を盾にして倫理違反を犯した医師を処分せずに居座らせています。
かたや患者を不当な医療から救済し、病院を危機から救った岡本先生にパワハラを与え、さらに組織から除外しようとしていることは絶対に許されるべきではなりません。


現在の滋賀医科大学は、組織の保身のために奔走しているとしか見えません。
是非とも岡本先生の治療継続を懇願する次第です。


◆東京のYさんのお話(これから岡本医師の治療を受けようとしているが受けられないかもしれない患者さん)

「青天の霹靂」ということばがありますが、そういう経験を3か月前にしました。
65歳検診直後に検査機関から「あなたのPSAは87で、直ぐに病院に行って下さい」という知らせでした。これはやばい状態だろうなということがわかりました。

ただし痛みも何もなく日常生活に全く変わりはない。
検診先で紹介状をどこに書いてもらったらいいかわからない。
ネットで調べ、ロボット手術をやっている病院で生検を受けましたが、「5年生存率は70%」。「でも切ってさっぱりしましょう」といったんですね。床屋かなという感じです。

しかも「転移してても切りますよ」というのです。
ネットでは情報があまりなく、Sさんがおっしゃりましたが、ホルモン治療をするわけで、益々信頼がおけなくなりました。

その話を聞いて夜寝ることができなくなりました。
5年生存率70%ということは死亡率が30%です。
3分の1は死んでしまうわけです。ルシアンルーレットは6分の1ですが、私の賭けはそこに2発の銃弾が装填されているわけで、そんな賭けに乗ることは到底できないです。

食欲もなくなり4キロ痩せました。
悪夢から逃れられないような状況でまた必死でネットを探したところ、岡本先生の96%再発しないという記事にたどり着きました。

ところが岡本先生が訴訟事件に巻き込まれている、この先生にかかることができるのかな、と岡本先生にメールを送りましたが、メールの返信にほっとしました。
先週に初診を受け、食欲も戻って、精神状態も普通の状況に戻ることができました。

来年7月で先生の手術ができなくなると私は非常にあやふやな位置にいるんです。
再び元の治療、ロボット手術を受けるかと言うと、死を覚悟する状況に舞い戻るわけです。

こういった患者さんは全国にたくさんいるわけです。
癌の最大の脅威は転移と再発です。
私も転移の検査を受けて、結果が出るまでは発狂しそうになるくらいでした。
転移はなく安心しましたが。

でも岡本先生の治療を受けて、ようやく再発しない状態になるわけです。
ここで大学が岡本先生の講座を閉鎖する非情な措置が行われるのであれば、我々の生きようとする希望が失われるわけです。この状況に対して、是非滋賀医大の非情なありかたを世論に知らしめていただきたい、と心から願っております。


東京のYさんのお気持ちは察するに余りあります。まさに命の叫びです。

私もがん宣告後、Yさん同様に5kg痩せ、家族も含めて夜も寝られませんでした。
しかし岡本先生に巡り会ったことで、改善しさらに完治までしました。
ところがYさんは目の前に助けてくれる力を持っている医師がいて、手を伸ばしているにもかかわらず、あと一歩のところで助けてもらえないのです。

こんな非情なことはありません。大学の非人道的な行動で人の命が左右されているのです。
実際に高リスク、超高リスクの前立腺癌での全国の再発率は50~30%ですが、秀逸な岡本メソッドは5%以下なのです。
しかも医師が来年7月以降も院内におられるにもかかわらず、なぜ患者が望んでいる治療をさせてもらえないのか。
なぜ、コンプライアンスに違反した医師を残し、患者の為に努力を積み重ね、患者が待っている医師を辞めさせるのか。

現在、患者会を中心として全国でネットや街頭での署名や演説等の街頭運動を展開中です。
それらのご支援や情報拡散に、ご協力をよろしくお願い致します。

大腸カメラ受診

【2018年10月5日】

がんは完治したものの、放射線治療終了後1年目位から週に2回ほど便の末端部や側面に目視できる鮮血がわずかですがあります。
放射線治療の晩期障害と思われますが、放置していて実は大腸がんだったという方もおられるため、大腸カメラを受けてきました。

結果は放射線による大腸炎がわずかに見受けられること、また約4㎜の良性のポリープが1個あるだけで、無罪放免となりました。

 

私のがん治療は内部照射(小線源)と外部照射を行っており、しかも転移の可能性があったため全骨盤照射と呼ぶ骨盤全体にも、大量に(合計でBEDが220.4Gy)照射しいるため、前立腺の近くにある大腸にも血便等の影響が出ています。

大腸は放射線の影響で弱くなっており、大腸カメラを挿入するときに注意が必要であること、またポリープがあっても生検やポリープ除去もできないこと。

一番よいのは大腸カメラを放射線治療の前にやっておくのが一番ですが、当時は気持ちの余裕もなかったのが事実です。
念のため放射線治療を行った滋賀医大病院で検査しました。もちろんリスク回避(痛い時は痛いと感じて注意してもらう)のため、麻酔はなしです。

検査していただいた医師によると、血便の原因として放射線照射によると思われる大腸炎が見受けらるとのことですが、わずかなもので、下剤によるものかもしれないとのこと。
画像をみると、赤い斑点のようなものがありました。
もっと赤くただれているものかと思っていただけに、その程度かと思いましたが、大腸炎は2-3年とかという短期間で収束するものではないとのことです。

 

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<大腸炎の参考写真>
上記は私のものではなく、ネットから借用したもので「潰瘍性大腸炎」のものです。
私のは赤い斑点のようなものがもっと少ない(半分以下)状態で、2-3箇所ありました。

 

大腸カメラは初めてで、放射線による影響を恐れていましたが、麻酔なしにも関わらず痛みはほとんどありませんでした。

詳細は放射線科の診察時に確認してくださいとのことでしたが、まずは一安心です。
便秘気味の腸がすっかり空っぽになって、気持ちも少しスッキリしました。

 

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医大病院での出来事(その2)

【2018年9月

私の進行度はスーパーハイリスク、生き続けられることも難しく、まして治ることなどあきらめていました。
それが治療終了後2年という早さでの完治確定は夢のようです。

私の完治で味わった感動、夢が叶ううれしさを多くの人に味わっていただきたいと切に思っております。

ところが主治医の岡本先生の治療が存続の危機となっているのです。

特に私のようなハイリスクやスーパーハイリスクの患者は、全摘や一般的な放射線治療では一旦は治ったようにみえても、再発率が50%前後となることが多いのです。
リスクの高い患者の完治可能な治療は、岡本先生しかできないといっても過言ではありません。

完治まで導いていただいた治療方法は「トリモダリティ」という、小線源療法+外照射+ホルモン療法の3点セットの治療です。

岡本先生曰く、「小線源単独治療で治るという確信をもって施術するまでには、血のにじむような苦労があったのです」
医療は日進月歩なんかではない、このような努力があってこそなんだと…。

滋賀医大である泌尿器科の医師が自身が行った犯罪的行為を隠蔽するために、岡本先生の治療を2019年12月31日廃止しようとしています。(以下の記事)

20180803mono
<記事は転載許可をいただいています>

患者会を結成し、学長 院長、当該医師を断罪し、治療を継続するためにく訴訟を起こしたり、行政に申し入れしたり、病院に意見書を提出したり、電子署名等に取り組んでいます。

現在の滋賀医大は国立病院であるにも関わらず、患者ファーストではなく、組織内の自分の立場を守るためのものでしかありません。
それは多くの助かる命を見捨てることになります。

今回の私の病気は61年の人生で最大の命の危機でした。
それを救っていただいた感動を後に続く方にも味わってほしいのです。

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前立腺がん「完治」しました

【2018年9月5日

6箇月ぶりの診察に台風の余波を受けた電車を乗り継いで行ってきました。
診察の後、採血となります。
帰宅後に採血の結果をみた医師から驚きのメールが入っていました。

「PSAの再低下により完治確定です」との内容でした。

うれしさはもちろんですが、驚きが大きくまだ実感がわきません。

 

3年前の2015年8月7日に宣告を受け、ステージはT3bの精嚢浸潤あり、骨転移の可能性ありのスーパーハイリスクでしたので、一時は人生をあきらめておりました。
その後治療を滋賀県に移し、ホルモン治療、小線源治療、外部照射と3点セットの治療を受けておりました。

こんな早いタイミングで完治確定をいただくとは思ってもおりませんでした。

「崖っぷちの浸潤がんが治療(小線源)開始後2年3箇月で消えた!」
怪しいサイトへのキャッチコピーみたいですが、本当の話になりました。
その間、QOL(クオリティ・オブ・ライフ)はすこぶるよく通常の生活を送ることができ、しかも短期間で完治宣言をいただきました。

医師の知識と経験に基づく秀逸な技術、そしてチームワーク。
さらに食生活等に大きな努力をしてくれた家内の協力があっての結果です。

 

下のグラフは発覚後から現在までの治療内容とマーカーの推移です。

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<クリックで拡大します>

治療後PSAが低下、テストステロンの上昇とともにPSAがリバウンドし、その後テストステロンは上昇し(そのうちに飽和)、PSAのみ低下と理想的なカーブを描いています。

 

発覚後は常に自分はガンなんだということが頭から離れることはありませんでした。
家族や周囲に迷惑をかけていることも…。
これからも油断せず、再発防止を継続していきたいと思いますが、まずは一つの節目を迎えることができました。

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医大病院での出来事

【2018年8月11日

東京医大が入試問題でもめていますが、こちらは私が入院・治療を受けた国立の滋賀医大病院の出来事です。
「白い巨塔」は山崎豊子の原作で1966以降に映画化された作品でご存知の方も多いと思います。
医学界の腐敗を追及した小説ですが、それを地でいく出来事が私の主治医の周辺で起きています。

 

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舞台となった「国立大学法人滋賀医科大学医学部附属病院(滋賀県大津市)」
(写真はネットから拝借)

 

<現在の体調>
現在、私のがんはおとなしくしているようで、マーカーも良好ですし、日常生活をほぼ問題なく過ごしております。これは主治医の治療のおかげです。

私のような超ハイリスクのステージでは全摘はロボットでも不可能で、また通常の小線源治療もできません。
またIMRTなどの放射線治療を行った場合、一旦は治りますが再発率が50%程度と言われています。
そのような状況で化学治療でなく、放射線での治療を引き受けていただける医師はほとんどいません。
今の主治医はそれを受けていただき、また治療の結果はほぼ大丈夫と言っていただいています。
それで今の私の命があるといっても過言ではありません。

 

<問題>
4人の患者が民事訴訟を起こしました。
内容は次の通りです。(8月1日に提訴、記者発表)

滋賀医大病院の医師が、未経験である前立腺がんの放射線治療をを患者に説明をせず治療をしようとして、手術の一歩手前まで進んだのです。
その被害者である4人の患者が「自己決定に必要な説明を医師から受けられずに精神的苦痛を被った」として治療を行おうとした医師と病院に対して損害賠償を求める民事訴訟を大津地方裁判所に起こしたのです。
(実際の被害者は23名)

日経新聞の記事は下記の通り。
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO33674450R00C18A8000000/

 

この問題に身を挺して待ったをかけた私の主治医が、組織への反発(と思われる)を行ったとして、大学から理不尽な要求を受け、さらに2019年12月までで雇用契約を解除するとの通告を受けています。

この事件は2015年秋に発生しましたが、私が今の主治医に初めて診察を受けたのが2015年11月で、まさに私も被害者になる可能性はありました。
私はたまたま主治医に直接メールをして治療をお願いしたため難を免れたと思っています。

 

現在病院、大学は沈黙状態ですが、医師(主治医)の力量はわかっているが、組織の犯したミスを隠蔽するために契約を解除し、事件はなかったことにしようとしているようです。

これは現在やこれからも他に例を見ない秀逸な治療を行えなくすることになり、しいては患者を無視しすることになります。
また、主治医の許可なくプライベートに関わるアンケートを行ったり(私も被害者)、先端治療として紹介した主治医の治療方法を掲載した冊子の販売を院内の売店で中止したり、まさに「白い巨塔」であり、事実は小説より奇なりの驚くべき状態です。
よくあることかもしれませんし、本当の組織の内部事情はわかりませんが…。

私も患者会の一員として大学、病院に対して、被害者への謝罪と医師の継続雇用を求めていくことに協力していくことになります。

北海道の旅(富良野・風のガーデン)

【2018年6月29日

旅の2日目は富良野です。

宿泊したホテルの近くにある「風のガーデン」に行きました。
倉本聰の脚本で2008年に放映されたテレビドラマのロケ地です。
富良野を舞台にすい臓がんで死んでいく主人公とその家族の物語で、その時の英国風ガーデンが残されています。

 

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10年前と変わらない雰囲気が残されています。
小雨模様と早朝のため、人が少なくてとてもいい感じです。

 

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ドラマを見られた方はご存知でしょうが、主人公が使っていたキャンピングカーも遠目にみることができます。

 

ドラマの設定であるすい臓がんは、自覚症状があって発見された場合で一般的な5年生存率は数パーセントという厳しいものです。
今回の設定は発見時のステージが4b。10段階中10番目といってよいくらい末期です。

私もその後、すい臓がんで亡くなった方の葬儀に2回参列しました。
一人は元上司(少し離れていますが)、一人は元部下です。
ドラマ同様に厳しい現実でした。

10年前のテレビ放映時に家族が見ていましたが私は本気で見ていませんでした。
その後自分自身ががんになり、改めてDVDを借りて全編を見ましたがやはり感じ方がまったく違いますね~。

驚くべきは、このドラマは主人公の父親役で医師を演じていた緒形拳氏です。
実はこの撮影時に肝がんの末期で、これが遺作となったわけですが、9月28日にクランクアップ後の記者発表があり、その時も何もなかったようなそぶりでした。(DVD特典映像にて)
その1週間後の10月5日に亡くなりましたが、放映開始の4日前でした。

ご自身の病気は最後まで公表をされてなかったようです。
ドラマの中でも緩和ケアを主とした医師の役でしたが、自身が緩和ケアを受けてもよい状況で、またこのドラマが最後になろうことはわかっていての熱演にとても感動しました。

手術後2年経過

【2018年6月21日

6月は思い入れの多い月です。
がん発覚が3年前の6月、当初の手術(小線源のインプラント)を受けたのが2年前の6月21日です。
今月の会社の健康診断でPSA検査のオプションを付け、その結果が出ました。

 

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<クリックで拡大します>

「PSA」は血液検査の数値で、がんのマーカーの中で指標となる度合いはNo.1だそうです。
それだけに結果が気になります。今回は特別に結果を検査翌日にいただきました。
封筒を開ける時はかなりドキドキです。

結果、PSAは「測定限界以下!」。想定内でベストの数値でした\(^_^)/
事前の予測として、バウンスしかけた昨年9月からそのまま上昇し、0.1~1.0の範囲かなと思っていました。
連続して0.2以上上昇すると再発です。
どうしても悪い方へ考えるのはがん患者の悪い癖ですね~。

がんは初期消火(初回の治療)で押さえ込むのがとても重要です。
治療後に再燃、再発するということは、当初の罹病宣言と同等の精神的(体も)ダメージがあります。
今回は良い結果でしたが、5年位は安心できません。まだまだこれからです。

 

                            前立腺がんとの闘い〈INDEX〉

なんちゃって「オーガニック」

【2018年春~初夏

借りている菜園での野菜づくりは、作業が癒しとなり、安全安心で美味しい野菜もいただける一石二鳥となっています。
もちろん有機無農薬栽培(オーガニック)ですが、さらに動物性肥料を使わずに育てています。

 

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収穫(3月)
左から、のらぼう菜、ニンジン、パクチー、茎ブロッコリー、九条太ネギ。
この季節、青物が少ないなか「のらぼう菜」は美味しくて栄養もあり、とてもうれしい存在で、5年間位は自家採種でつないでいます。


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収穫(5月)
冬を越して奇跡的(^^;にできた、キャベツ。


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収穫(5月)
ベト病防止のため、最近は極早生品種のタマネギ。(小さい…)


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収穫(5月)
珍しく豊作のソラマメ、スナップエンドウ、ニンジン。

 

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収穫(5月)
初めての挑戦で冬を越したニンジン。
わが菜園には常に2期分が植わっています。


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収穫(6月)
「デザイナーフーズ・ピラミッド」の頂点のにんにくは外せません。

 

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遺伝子組み換えのタネや苗を使わないために、可能な限り自家採種を行っています。
(写真は「のらぼう菜」)


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化成肥料や動物性肥料を使わないで育てましたが、大粒で豊作でした。
でもなぜ豊作だったのかわからないのがシロートです~。
なので来年豊作になる保証が全くありません(^^;




<有機野菜>
JASでの定義
・禁止された農薬や化学肥料を使用していないこと
・有機栽培された種苗を使用すること

<無農薬>
JASでは無農薬といってもいくらかの農薬は許可されているそうですが、私は一切使っていません。

そこで…
堆肥は自分の畑で取れた野菜くずや刈った草に米ぬか、油かす混ぜて発酵させた堆肥。
肥料は米ぬか、油かす、蠣がら石灰、腐葉土、EM菌を混ぜて嫌気性発酵させたボカシ肥。
有機でも肥料の材料は植物性のみ使用しています。(動物性といえるのは魚粉のみ使用)
有機肥料という名で販売されている中で、例えば汚泥を加工したものも販売されています。それを使用しても「有機栽培」なんです。
一度見ましたが、とても臭いがきつく、発酵が不十分な感じでした。無料でしたがもちろん使用する気になりませんでした。

試しに…
昨年、同じ種類のじゃがいもを同じ日に別畝に植え付けました。
1つの畝は堆肥と化成肥料、もう一つの畝は野菜くず堆肥とぼかし肥を使用しました。
結果は、有機栽培の方が大きさは小さいですが、味は期待以上に全く違っていてじゃがいもの濃い味を楽しみました。

動物性肥料を使用しないのは、飼料に遺伝子組み換え食品を使用している、病気にならないように事前に抗生物質やホルモン剤などを使用していて、その糞を加工したものだからです。(肉もその理由で、さらに牛乳や乳製品は加えてホルモン系のがんにはよくないことで少ししか摂っていません)

次は不耕起無肥料…?

放射線治療後1年半の診察

【2018年3月7日

私の受けた治療は2種類の放射線です。
1つは小線源カプセルを前立腺と精嚢に合計51個を埋め込んだもの。もう一つはその後に外部から25回照射しました。
最後の照射から1年半の外来診察に行ってきました。数値を聞くまではドキドキです。

 

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<クリックで拡大します>

 

■結果
テストステロン(青のライン)は増加。マーカーであるPSA(黒のライン)は微増。
(今回は6ヶ月前の採血の結果で、現在の両データはさらに上昇しているはずです)

テストステロンの上昇は2017年3月に終了したホルモン治療の効果が薄れてきた影響ですが、通常2~7.5の正常値にはもうすぐ。
連動してホルモン治療で抑えられていたPSAも同時に上昇してくる典型的な現象です。
今回は対数目盛を使用しましたので、変化が大きく感じますが、数値的には大きくはありません。

 

■今後
今後の理想型はテストステロンが5前後まで上昇し続け、PSAは上昇した後下降に転じます。
もし、下降に転じなければ再発。(PSAの上昇はMax1~2まで)
想定通りの症状ですが、まだまだドキドキが続きます~。

 

■副作用
この1ヶ月位は、放射線治療(外照射)の副作用である晩期障害が出ています。
通常治療後1年~3年で出てきますので予測はしていました。

症状は1回/週の少量の血便と、頻尿(10回/日)、切迫尿、少しの排尿痛です。
QOLは少し落ちてきましたが、日常生活にはほぼ影響ありません。

血便が継続、または頻度や量が増加してきたら大腸カメラを行います。
血便は晩期障害の他に大腸がんの可能性があるためです。

ちなみに血便に関して、放射線科の医師はカメラを一度入れましょうか…といわれましたが、泌尿器科の主治医は「ほっとけっ…」
まあ、自信のあらわれなのが明らかなので笑ってしまいました。

現在、放射線治療で大腸付近は荒れており、大腸カメラは注意が必要で、ポリープなどはあっても切除はできません。
念のためがん治療を受けた病院で行う予定です。

 

先は長いです~。

 

                            前立腺がんとの闘い〈INDEX〉

自家製発酵食品

食事療法で病気が治るとは思っておりませんが、免疫力を向上させることが新たな罹病や再発を防止することができるのではないかとの思いで実践しています。

免疫力向上には、低体温にならない、食生活、運動、ストレスなどがありますが、食生活の中で発酵食品で善玉菌を増やし腸内フローラを改善、活性化させる取り組みです。

 

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「いきいきヨーグルト&納豆家族」EB-RM700A(ROOMMATE製)
という名もないメーカのものを2年前に購入しました。

 

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まずは甘酒。
市販のものとは比べものにならない品の良い甘さに感動しました。
白米、玄米、餅米と試しましたが意外と味には大きな違いはありません。

 

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次は定番のヨーグルト。
もちろん材料は豆乳です。
種は乳製品のヨーグルトや豆乳ヨーグルト、最近は専用の種をネットで購入しています。

 

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最後は納豆。
種は市販の納豆を利用していますが、種も販売しているようです。
自家製大豆で添加物ゼロです。

 

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試しに小豆も挑戦。
もともと小豆大好きで、粒の大きさもちょうど良いので、これもOK。
試していませんが、他にトウモロコシなど糖分が多いものやタンパク質の多いものが向いているようです。

納豆菌は熱(-100~+100℃)にも酸にもアルカリにも乾燥にも耐え、善玉菌を活性化、悪玉菌をおさえる効果があるようです。なんと大腸菌O-157もやっつけるそうです。


これで腸内フローラを改善、便秘解消、免疫力向上といきたいところです…。