晴天続きのせいか、とても甘く味が濃い気がします。
食べきれないので、一部は冷凍しています。
今年新たに取り組んだのは、2本仕立てで余分な脇芽はすべて取っています。
まあ2本仕立ては当たり前なのですが、思い切って株間を70cmにしています。
もちろん1条/畝植えです。
貸農園なので場所がもったいないのですが、収量は7本の苗で3kg/日が続いています。
こちらは上記の苗の脇芽を栽培したトマト。
従来通り合掌タイプの支柱、さらに脇芽の苗がたくさんできたので2条×7本の14本を株間30cmで栽培しています。
こちらの収量は14本で1kg/日と2本仕立てとは大差となりました。
<味の順>
①あまっこ(赤/ミニ)…味が濃い
②キラーズ(黄/ミニ)…甘さはNo.1
③フルティカ(赤/中玉)…皮が薄く甘い
いずれも皮が薄く、身割れもない
<収量の差(1日、1本あたり平均)>
二本仕立て:400g
一本仕立て:70g
なんと二本仕立ての方が、1本あたり5.7倍もの収量となりました。
まあ一本仕立ては、脇芽栽培やその分の定植時期の遅れ、密集しているなどのハンディはあると思います。
豊作の理由が、シロートゆえわかりません。少し栽培方法を変えたせいか、晴天続きのせいなのか…^^;
今年の夏は暑く、神戸にもう二度と雨は降らないのではないか、神戸はこのまま砂漠になってしまうのではないか(雨で災害に会われた方には申し訳ありません)…と思うくらい少雨でした。
定植時期が良かったのか…?
きっとたまたまだったんでしょう(笑)
3月1日に通常の方法で植え付けたジャガイモ。(奥の株)
品種は「キタアカリ」です。
3月30日に通常栽培の芽カキ作業で抜いた芽をすぐに2本ずつ植え付けました。
(写真手前の2本がカキ取った芽)
5月24日の状況。
上半分は普通に植え付けた株。茎が倒れかけていてボチボチ収穫です。
下半分は芽カキの芽を植え付けた株はまだ緑です。
その後、通常栽培の株は植え付け後90日の6月1日に、芽カキの芽を植えた株は、植え付け後80日の6月18日に収穫しました。
<収量>
・普通に種芋を植え付けた株
1kgの種芋を13株植え付け…14kgの収穫(栽培期間90日)
・芽カキの芽を植え付けた株
12株をそれぞれ2本ずつ植え付け…7kgの収穫(栽培期間80日)
梅雨時期に入り、イモが腐るリスクがあるため、早めの収穫になりました。
※化成肥料や動物性堆肥を使用しない栽培のため、収量は少な目かもしれません。
同じ畝で同じ面積で同じ間隔で植え付けましたが、収量はちょうど半分でした。
芽カキの芽の数量を増やせば収量は増えますが、効率は良くないので特に家庭菜園の場合は難しいかな…。
<イモの形状>
芽カキの芽を植えたものは大きなものがありましたが、大きなイモと小さなイモの両極端な気もします。
またショウガのようにつながったようなイモもありました。
<その他>
そもそも1年前の古い種芋(品種:アンデス)を植えたのですが、まったく発芽しなかったためこのケチケチ栽培に切り替えました。
梅雨時期に入った為に芽カキ栽培は収穫時期を早めましたが、もう少し早くスタートすれば収量が増えたかもしれません。
まあ効率は低いですが、一応収穫できることがわかりました~。
<堆肥>
畑や調理時に出た野菜くずや刈った草に、米ぬかや油かすを混ぜて作った自家製「野菜くず堆肥」のみ使用しています。
畑で大まかに乾燥させた材料を左側の大きな自家製堆肥BOX(300ℓ)に入れ、ヌカやもみ殻を混ぜて何度か切り返して発酵させ、量を減らします。
減らした野菜くずを右の小さなコンテナ(150ℓ / 底をぬいてある)に油粕や畑の土などを入れて再度発酵させます。
完成には3~6ヶ月かかりますが、一度に肥料袋で6袋くらいできますので、畑にはちょうどよい量です。
①廃棄物の再利用によってゴミ出しは1/3に減少、サステナブルな気持ちになれる。(自己満足です)
②発酵による発熱や、微生物やミミズなどによって土にかえるサマが面白くて楽しめる。
③野菜が美味しくなり、畑に過剰な窒素分が供給されず畑の害虫が激減する。
<肥料>
肥料は自家製「ボカシ肥」のみ使用しています。(一部少量の単肥も使用)
1回に30ℓほど、それを年に3~4回作っています。
材料は米ぬか、魚粉、油かす、牡蠣がら石灰、燻炭、糖蜜、水(水道水ではない)等を適当に混ぜます。
約一ヶ月で完成、とても良い香りと共に、白いカビ(写真)は成功の証しです。
嫌気性発酵ですが、完成後の保存のために陰干しする際に少し発熱します。(いいのかなあ?)
化成肥料を使用しない為、野菜くず堆肥と同様に野菜が美味しくなり、畑に過剰な窒素分が供給されず畑の害虫が激減する。
「野菜くず堆肥」や「ボカシ肥」の目的は躰に良いから。
手間はかかりますが、がん再発の確率が少しでも下がればよいと思っています。
直径30cm、深さ40cm程度の穴を掘ります。
掘った土とバーク堆肥を適当に混ぜ、苗と共に埋め戻した後たっぷり水やりします。
最後に草マルチをして完成。
日当たりの良い、そして見晴らしの良い所に植えました。
実家にある2本の柚子の木が枯れかけていて、実がならなくなったのはちょっと寂しいので新たに植えました。
俗に「桃栗三年 柿八年 柚の大馬鹿十八年」ということばがあります。
小豆島の壺井栄氏の文学碑に刻まれているそうですが、柚子を馬鹿にしているものではなく、何ごとも成し遂げるまでには辛抱強さと相応の年月が必要であり、柚子の実直さを表す言葉だそうです。
でも十八年というと私が84歳になってやっと実がなるのはちょっと長いなぁ^^;
(実際は種からではなく、苗木なのでかなり早いようですが楽しみ…)
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