御嶽の展望台「高時山」
下呂温泉の近く、加子母アルプスには「高時山」、「高森山」、「高樽山」などが『高』の付く山がいくつかあり、麓から見ても高く感じます。
昔、歩いて木曾へ抜ける峠などはつらい道のりだったんでしょうか。
標高は1,000~2,000mとハイキングには手頃で、ほとんどが御嶽やアルプスを望めます。
しかし岐阜100山でも、ヤブ漕ぎの山が結構ありあります。
今回は登ったことがなく、ヤブ漕ぎが少ない、でも展望を楽しめる山を選びました。
古道と林道の分岐点に駐車。
新緑の林道を70分、木曽越峠まで歩きます。
峠を過ぎ、登山道に入ったところで、ショウジョウバカマ。
高時山頂上。
まさに御嶽山の展望台。
山頂にたどり着いた瞬間にこの眺望が突然見えるという演出がすごい。
近くの白草山にも匹敵する眺望です。
御嶽山は昨年の同時期よりも雪が多く、いい感じです。
いくら見ていても飽きない景色を堪能しながら、少し早いけどここで昼食。
いつもの「今日のサバ缶」は先輩にいただいたもの。やはり一流メーカー品は味・品質共に上等です~。
岐阜県旧加子母村(現在は中津川市)から木曽へ抜ける十字路になっている峠。
峠の名前に負けないよい雰囲気があります。
帰路は林道でなく、古道を下ります。
ところが古道とは名ばかりで、荒れていてわかりにくいところもありました。
最後にクリンソウのプレゼントが。
駐車地点7:41⇒8:51木曽越峠⇒9:24高時山10:29(昼食)⇒11:03木曽越峠⇒11:45駐車地点
歩くペース<とても速い>0.4~0.5
(標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率)
木曽越峠峠から高時山の間は道標は少ないものの、整備されていますが、木曽超峠から下の古道はコースがわからない所が少しありました。
頂上は思った以上に御嶽山の展望がよく、快晴・無風の中、一人でボーっと眺めるのは最高のひと時でした。
特に登山口までがわかりにくく、どこに車を止めたらよいかなどがはっきりしません。
結果としては周回コースにしようと今回の古道との分岐点に停めたのは、正解だったかも。
このところの運動不足と、久しぶりの山登りでどうかと思いましたが、良いペースで歩けました。
峠から唐塩山までの縦走も視野に入っていましたが、背丈以上の笹とヤブ漕ぎの覚悟と、頂上の展望がほぼないとの情報で軟弱にも諦めました(^^;
最近のコメント