対馬の旅(風景編)
対馬の旅の目的は探鳥でしたので、ほとんど観光していません(^^;
でも気になるところはあちこちにありました。
対馬に来て最初に、この晴れやかな海の景色に癒されました。
(2枚の写真をつないでパノラマ風にしました)
離島ゆえに交通の不便さからか大きな工場などは見かけませんでした。
島内で第一次産業の占める割合は18.4%、その中で漁業は14.2%を占めるそうですので、全人口の2.6%が漁業に携わる方ということになります。
豆酘(つつ)の港にイカ釣り船?が浮かんでいました。
豆酘の原始林に囲まれた神秘的な多久頭魂神社(たくずたまじんじゃ)。
地区の南側が八丁郭、北側が裏八丁角で、ここの境内にある不入坪(イラヌツボ)の3箇所をオソロシドコロと総称され、禁足地ですが立ち入り禁止にはなっていません。
この時期あちこちに咲いていた、ヒトツバタゴ。
絶滅危惧II類 (VU)(環境省レッドリスト)に指定されている希少種です。
なぜか対馬、長野県、岐阜県、愛知県に隔離分布するという珍しい分布形態だそうです。
石屋根倉庫群が目を引きます。
島内で採れる独特の板状の石で屋根をふいた食料や道具を入れる伝統的な倉庫です。
どう見ても屋根がとても重くなっています。
浅藻地区で田畑と耕作放棄地と思われる晴れやかなエリア。
昨年出かけた山口県見島の「八町八反」と雰囲気が似ています。
野鳥も結構いて何度も出かけました。
対馬のほぼ最南端の豆酘崎灯台付近。
とても岬っぽい雰囲気で遊歩道があります。
こちらも探鳥ポイントです。
龍良山の登山口の近くの「鮎もどし自然公園」は1枚の巨大な花崗岩でできています。
アオサを育てているところ。あちこちに見られます。
満潮時には水に浸かる設定のようです。
厳原でよく見かけた石垣。
暴風の目的もあるようですが、とても丁寧に作られている感じで見ごたえがあります。
平面に凹凸がなく、几帳面な風土なのでしょうか。
対馬は北側を「上対馬」、南側を「下対馬」と分かれていて、橋でつながっています。
今回訪れたのは下対馬のみで派手な観光名所は見られませんでしたが、それが心地よく、また異国情緒たっぷりの対馬でした。
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