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2023年7月26日 (水)

鹿島槍ヶ岳の旅(クロユリ)

 【2023年 7月16日 北アルプス・標高2,890m】

鹿島槍ヶ岳の旅では、お花がたくさん咲いていました。
高山に出かけるのはいつもお盆休みを利用していましたので、この時期のお花畑は見ごたえがあります。
まず見つけたのは「クロユリ」です。




img_0852
この山域ではあまり多くないというようなイメージでしたが、布引山近くで別な花を見てたら偶然見つけました。
1箇所だけ、3輪が咲いていました。
<クリックで少し拡大します>

クロユリは英語名「kamchatka lily」。
原産地は礼文島だそうです。

クロユリで思い出すのは、6年前に行った白山の「花の松原」。
「大群落、満開のクロユリ(白山)」
こちらは想定外の多さでした。

別名(英語)はたくさんあって…
「Chocolate Lily(チョコレートリリー)」

「skunk lily(スカンクユリ)」
「outhouse lily(便所ユリ)」
「irty diaper(汚いオムツ)」


確かに「花の松原」では上記の別名(特に下3行)を実感しました^^;
香りはともかく、今回のように1ヶ所にひっそりと咲くクロユリの方がそれらしい気がします。

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コメント

ちゅたさん、こんばんは。

やっぱり、クロユリの写真が登場してきましたね〜♪
あの場でクロユリと出会えるとは思いませんでした!
実際、ほかの登山者の方々もほとんど気づいていないようでしたし。
別の花を探していたらもっと珍しいお花が〜なんて、とても嬉しいハプニング(?)ですよね。^^

記事後半の名前のお話も興味深いです。
やっぱり、英名ではあの匂いに纏わる名前が多いのですね〜。
「汚いオムツ」(dirty diaper かな?)だなんて、可哀想すぎます!(泣)

学名の「Fritillaria camtschatcensis」は、「サイコロを入れる筒」(fritillus)と、地名の「カムチャツカ」に由来するのだそうです。前者は花の形状からで、後者は英名と同じですね。

Newmanさん、こんにちは。

せっかくのクロユリのマイナス面を強調するような記事になってしまいましたが、神秘的で、大好きな花です。
ひっそりと咲いているのを偶然見つけたというのもうれしさ倍増でしたね~。

日本での花言葉は「愛、恋、呪い」だそうです。アイヌでは恋の伝説として有名だそうですが、海外では「憧れ」とのこと。
様々なイメージの花言葉もクロユリの奥深さがあるのかもしれません。

また会いたいお花ですね~。

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