鳩ヶ湯温泉から「赤兎山」
20年ほど前、福井県勝山市側から登ったことがある「赤兎山」ですが、ガスガスでしたのでリベンジに大野市側から登ってみました。
<写真はクリックで拡大します>
鳩が湯温泉からスタート。
ブナの美林が続きます。
話題のバイカオウレン+ブナ林。
(朝の連続テレビ小説でおなじみ)
セリバオウレン。
変わった形のエンレイソウ。
イチリンソウ。
キクザキイチゲ(ブルー)。
同じくホワイト。
ヤマシャクヤクのつぼみ。
あちこちに咲くカタクリ。
稜線に咲く、ショウジョウバカマ。
残雪のブナ林は、まだ芽吹いていないようです。
頂上間近で夏道が残雪に覆われ、手前に向いた枝のヤブ漕ぎ^^;
長い登りでした~。
この坂を登ったら…。
幸せが待っていました!
後ろは白山。今年は雪解けが早いようです。
ステキな湿地帯。もうすぐいろんな花が咲きそうです。
避難小屋先の展望所に到着。
標柱などはなく、年代物の重厚な三角点があります。
そのわきに「七七七」の標柱も。(意味は分かりません)
白山(左)と別山(右)。
<パノラマ合成>
最後にオオルリ登場。
きれいなさえずりと共に見送ってくれました。
鳩ヶ湯温泉7:13→9:45奥ノ塚峠→11:02赤兎山11:10→11:26赤兎避難小屋・展望所(昼食)12:01→12:18赤兎山→13:23奥ノ塚峠→15:18鳩ヶ湯温泉
鳩が湯温泉から赤兎山まで9km、標高差は約1,100m。
GPSでの累計標高差は1,570mあまりとちょっと登りがいがあります。
山頂からは、別山の反対側に12年前に登った「経ヶ岳」がでっかく望め、さらに日本百名山の「荒島岳」の少し印象が薄い感じですが望めます。
赤兎山避難小屋は清潔で、一度は泊まってみたい雰囲気。
今回は鳩ヶ湯温泉からの少し頑張るコース、でも途中のお花や素敵な植生などとても楽しめました。
何よりさらに頂上にたどり着くと突然大展望が開ける予想外のドラマが待っていて、満足感たっぷり。
反省点はスタート前にヤマレコの地図がダウンロードできておらず、勘に頼る登山となりました。
残雪で夏道が消えているところがあり、少しヤブコギも^^;
下山は地図なしですが、登った時のGPS軌跡が参考になりました。
出会ったのはひとりだけで、静かな山歩きができましたが、もっと歩かれてもよい楽しいコースと思います。
ちゅたさん、こんにちは。
赤兎山への登山おつかれさまでした!
こちらの記事がアップされるのをお待ちしてましたよ(笑)
山名は「あかうさぎ」or「せきと」どちらなのかなとも思っていましたが、どうやら前者のようでしたね。どうやら『三国志』の「赤兎馬」とは関連性が無かったみたいですw
閑話休題、残雪での夏道消えとヤブ漕ぎ、本当におつかれさまでした!
ヤマレコアプリ(?)の地図のダウンロードトラブル等々で不測の事態にも遭われたご様子ですが、沢山の花々やオオルリ、加えて大展望のご褒美…と赤兎山を満喫されたみたいで結果オーライ、何よりでした〜^^
投稿: Newman | 2023年5月 6日 (土) 17時39分
Newmanさん、ありがとうございます。
今回、不覚にも登山には必須の地図のない不便さを思い知りました。
初めてのコース、新しい林道、残雪などわかりにくい所が3箇所ほどありました。
以前は必ず紙ベースの地図を持参していましたが、デジタルに頼ってしまうリスクは大きいですね~。
でも下山時の残雪のコースを間違えかけた時、「登山時のトレース」がスマホにあるはず!とひらめいたのは我ながらよい思いつきだったと思います。
まあしゃれにならないですけどね^^;
ご存じと思いますが、GPSやデジタルは山登りを格段に便利にしたと思います。
うまく使えばですが^^;
投稿: ちゅた | 2023年5月 6日 (土) 20時27分
> GPSやデジタルは山登りを格段に便利にしたと思います。
私はYAMAPを利用しています。便利ですよね〜。
先日いった両神登山でも活用しまくりましたよ♪
紙の地図も携行してはいたのですが、登山中一度も見ることがありませんでしたw
投稿: Newman | 2023年5月 6日 (土) 21時47分