秋色のじゅうたん「二重寺山」
「二重寺山」は岡山県美作市発行の『美作トレッキングマップ』に掲載された26座の一つ。
山頂手前には55年位前、祖母に連れられて登った霊山寺の奥の院があります。
一乗山普門院「霊山寺」(左奥)からスタート。
こちらは美作八十八カ所霊場の最後88番目のお寺。
わが家は檀家です。
「二重寺山」への道標はまったくありませんが、霊山寺奥の院である「二重寺観音堂」までは"…丁"の立て札があります。
見つけた範囲では4丁から始まり18丁が終点。
おかげで迷うことはありません。
快適な杉の植林の中。
晴れやかな429mのピークを望む。
429mのピーク付近からの展望。
祖母と登った時はこんなに立派な道ではなかったなぁ。
旧道と思われるところがいくつかありました。
この14丁の道標を右に入ってみましたが、やはり旧道と思います。
道端の山柿。
1ついただいてみました^^;
直径2cm位の小さなものでしたが、濃縮されて美味。
18丁の終点は「二重寺観音堂」。
巷は冬の雰囲気ですが、ここはなんとイチョウの落ち葉のじゅうたんでした!
一夜にして散るというイチョウの葉、本当かもしれません。
奥の院ではお祈りと記帳をさせていただきました。
ありがたい。ありがたい。
<クリックで拡大します>
「二重寺観音堂」から頂上までの標高差約80mは道はありません。
そんな中「アカゲラ」がいました。(スマホにて)
「二重寺山」山頂。
頂上を示すのはこの赤テープのマジックで書いた「二重寺山 523m」の文字のみ。
展望はありません。
霊山寺10:04→10:46奥の院(二重寺観音堂)10:54→11:09二重寺山頂上11:12→12:00霊山寺
このコース、道標はまったくありませんが、道ははっきりしています。
ふもとの霊山寺(りょうせんじ)の住職によると、昔はこの奥の院で修業をしていたそうです。
但し、奥の院から頂上までの標高差約80mは道なし。
特に下りはGPSがあった方がよいです。
スマホのGPSログが3回ほど中断しました。
たぶんスマホで写真撮影時に、間違ってGPSのポーズボタンを押したか、アプリの問題かもしれません。
さすがに半世紀以上前の景色はまったく覚えていませんでした。
かすかな映像は夢に出てきたものか、どこか違うところだったかもしれません。
今回は父親の百ケ日法要を終え、お参りがてら出かけました。
なんといっても奥の院のイチョウの落葉は見事。
よい法要ができた気がします。
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