牡蠣の種類
牡蠣は殻付きを炭で焼いていただくのが一番!
せっかくなので牡蠣に関する情報を集めてみました。
すると意外な面も…。
11月26日、炭焼きのBBQ+ビール。
殻付き牡蠣は近所の道の駅に売っていたもの。
たまりません!
生食用 | 加熱用 | |
採れるところ | 保健所が指定した主に河口から離れた海域 | 雑排水が流れ込む川の河口などに近い海域 |
収穫後の処理 | 海水か塩分濃度3%の塩水で殺菌、浄化(2~3日) | 不要 |
細菌の数 | 海水の大腸菌:70以下/100ml 細菌数:1gにつき50,000以下 |
不明 |
加熱方法 | 加熱不要 | 牡蠣の中心部が90℃以上で90秒以上の加熱が必要 |
調理方法 | 生食など | 鍋・カキフライなど |
価格 | 高い | 安い |
味 | 身が痩せて水っぽい (収穫後の浄化のため) |
味が濃くておいしい |
<生食用と加熱用の違い>
加熱用は安くて美味しいらしい…。
なお、生食用の基準に新鮮さの項目はありません。
◆なぜ牡蠣(かき)?
収穫する際に岩から「かきおとす」ので「カキ」。
◆栄養たっぷり
海のミルクといわれ、グリコーゲン、タウリンタンパク、亜鉛、カルシウム、ビタミンなど含有。
◆食あたり
牡蠣にあたる原因のNo.1は「ノロウイルス」ですが、生産・販売にその基準はありません。
あたる原因は…ノロウイルス、腸炎ビブリオ、貝毒、アレルギー
発生時間による原因と症状
・食後30分:貝毒(下痢、吐き気、嘔吐、腹痛)
・食後1~2時間:アレルギー(じんましん、かゆみ、頭痛)
・食後数時間~2日:ノロウイルスか腸炎ビブリオ(発熱、吐き気、下痢)
※ノロウイルス、腸炎ビブリオは人に移す可能性がある。
※ノロウイルスの抗ウイルス薬はなく、対処療法となる。
あたりやすい時期:12~1月(流通量の増加のため)
一度あたったら、その後あたりやすくなることはないそうです。
予防法:生食用を選ぶ、十分加熱する、殻に口をつけない。
※私はあたったことはありません
◆生産
海水の酸性化や水温の上昇による牡蠣の生育不良が心配されているようです。
牡蠣の養殖生産量(上位3県で国内の82%)
1位:広島県 61%
2位:宮城県 13%
3位:岡山県 8%
◆シーズン
・牡蠣(真牡蠣)のシーズンは11月~4月(Rの付く月は9月~4月。ほとんど養殖もの)
・岩牡蠣は6月~8月(ほとんど天然もの)
意外だったのは、「生食用」より「加熱用」の方が安くて美味しいとのこと。
まあなんでもいいので「殻付き焼き牡蠣」を年に数回はいただきたいなぁ。
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