九州の旅(長崎/雲仙)
この旅で私が一番楽しみにしていたのが日本200名山の雲仙普賢岳。
時間があれば山頂までのハイキングができればと思っていましたが…。
まずは雲仙普賢岳のふもとにある「諫早湾干拓事業」の堤防を走ってみました。
はほぼ直線で全長7km、中央付近にパーキングエリアがあります。
2017年に堤防を閉ざす鉄板が海に落とされましたが、なぜあのような落とし方をしたのでしょうか?
結果は「ギロチン」と悪評だったようで、印象に残る映像をご記憶の方もおられると思います。
<画像はHUFFPOSTさんより借用>
実際に行ってみると、あらためて巨大な構築物で素人ながら環境への影響は大きなものと感じました。
海水を遮断することでメリット・デメリットがあるようですが、複雑な状況は今も変わらないようです…。
海から山へ。
小雨模様の中、雲仙地獄に到着。
想像より小規模でしたが雰囲気と香りは楽しめました。
やはり温泉は硫黄の香りが一番です(^^♪
それよりも「仁田峠」はあこがれの雲仙普賢岳の登山口。
ここから登りたかったんですが、小雨・強風で断念しました。
今までず~っと晴天が続いていたのに、今日だけ雨!
残念!
気を取り直して再び海辺の「小浜温泉」へ。
こちらで宿泊したかったのですが予約が取れず残念です。
あちこちから温泉の湯気が…ここまでとは想定外でした。
温泉の大量の蒸気で、お魚などを蒸していただく方式。
こんなワイルドな飲食店は初めてです~。
「熱量、温度、足湯の長さ日本一」の温泉なのもうなずけます。
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干満の差が大きな有明海は、干潮時に砂や泥が残され干潟ができやすく野鳥もたくさん見られます。
「諫早湾干拓事業」は、1986年から国が防災と農地の造成を目的としてスタート。
1997年の堤防の閉め切り後に海苔や貝の被害が出たため漁業者などが開門の訴訟を起こしましたが、農業従事者や住民は海水の塩害を懸念して開門に反対。
その後も開門を認める、認めないの争いが続き、国のメンツや地元や関係者とのドロ沼が継続、今は閉まったままです。
まあ他人事で申し訳ないのですが、大きな干潟も無くなったことで野鳥もいなくなったのが残念です^^;
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