父との別れ
突然父が亡くなりました。
若干の心不全がありましたが、もともと元気だった父は私が帰省中の8月29日に初めて胸が痛いと言い出し、車に乗せて行きつけの病院へ。
処置室に自分で歩いて行きましたが、「急性心筋梗塞」でAED処理を行い、大病院へ救急搬送後に2度の手術で3箇所のステント挿入は成功しました。
(動脈の詰まりが解消し、血液が流れだしている<右>)
心臓は順調に回復していたものの、その後脳出血が発覚、呼吸をつかさどる当たりに大量出血があり、その結果呼吸不全となり、旅立ちました。
脳出血の原因は古傷(心当たりなし)か、心臓の治療中に発生したのかは不明ですが、心臓の治療に当たり血液をサラサラにする投薬の影響の可能性もあるようです。
享年満90歳でした。
元々体は元気だったせいか、AEDやステント挿入手術にも耐え、計画ではリハビリ、一般病棟への移動、さらに退院予定やその後の復帰に向けて順調に回復していましたが、突然の脳出血でした。
脳外科の医師によると、処置は現状の心臓、体力、年齢的に無理との判断。
循環器の主治医より人工呼吸器をいつ外すかの判断を求められ、倫理観の葛藤もありましたが、親族で検討し9月6日10時とし実行しました。
しかし人工呼吸器を外した後も、自分で呼吸を始めました。
結果的には自身の呼吸能力が無くなり、翌日に旅立ちました。
当初の発作から10日間でほとんど苦しむことなく最後は穏やかだったのが救いでした。
またコロナ禍にもかかわらず、集中治療室は面会も許され、最後も立ち会うことができました。
7年前の母親の葬式では、次に送るのは父親ではなく葬式の1か月前に宣告を受けた私の番と思っていましたがそれは免れました。
90歳でめでたい範囲と思っています。
いままでありがとう。合掌
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