能登への旅(観光編)
GWは上高地のホテルを予約していましたが、前日に釜トンネル付近で土砂崩れが発生し行けなくなりました。
急遽能登に変更。44年ぶりです。
名物ソースカツ丼。
景色もごちそうです。
休憩に立ち寄った「別所岳スカイデッキ 能登ゆめてらす」。
思いのほか絶景でした!
唯一訪れた観光地のご存じ「白米千枚田」。
落語だったでしょうか、いくら数えても999枚しかなく、1枚足りない。
脱ぎ捨てた蓑の下に1枚あった…。
狭い田んぼは、畑で使う超小型耕運機やクワで耕されていました。
船が欠航したので輪島の朝市へ。
朝市の「えがらまんじゅう」。
もち米の皮が良い味を出しています。
その場でいただき、あっさりで美味しかったのでお土産にも購入。
やはり輪島と言えば「輪島塗」。
ほとんどの店を見て回りましたが、朝市らしからぬ「La Quarta(ラ・クアルタ)」が店の雰囲気や何より商品が気に入りました。
塗師「吉田宏之」作の汁椀(端反りで底裏の内側が丸いタイプ)は形状と色合いで選びました。
赤と黒のセットですが、黒の在庫がなく3~4ヶ月待ちですが、楽しみに待ちます。
能登の海からの強風を防ぐ「間垣(まがき)。
ちょっと壮観です。
このあたりの蕎麦はつなぎに山芋を使うそうです。
太麵でしたが…やはり信州の細くて歯ごたえがある方が好みかな~。
船が欠航したので、結局2泊お世話になった温泉民宿「満月」。
使用している木材はすべて輪島塗。
シックな雰囲気と維持管理が素晴らしく、さらに食品衛生管理の「HACCP(ハサップ)」も取得され清潔感満載です。
魚を中心とした美味しい料理。変に天ぷらとかは出てこないのが私達向きです。
2泊目は伝統の鯨など、さらにごちそうが出ました。
今回輪島塗を気に入ったのは、この民宿「満月」で提供される食事の器を見てなんです。
27年使用していてほとんど傷みがなく、むしろ使えば使うほど艶が出るらしいです。
「経年美化」かな?
能登は20歳代の頃、上野からの急行「能登」の寝台に乗り、輪行した自転車で金沢から右回りで一周。
ユースホステルの利用です。元気だったなぁ~、懐かしいなぁ~。
44年ぶりの能登は観光地はほとんど行きませんでしたが、想定外の大満足です。
非日常の舳倉島、おいしいお魚、素敵な民宿、そして何より若い頃にはわからなかった輪島塗の良さに感激した素晴らしい旅でした。
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