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2020年12月30日 (水)

経年美化⁈

【2020年12月30日】
経年美化」とは時が経ち、使い続けることで出てくる馴染み、風合い、味わい深さのこと。(Google検索)
なお広辞苑等には載っていませんでした。

高級品に使われる言葉かもしれませんが、私の場合はその辺にあるもので、お気に入りの使い込んだものです。

 

Img_6029
約30年前に娘と行った日本海のキャンプ場で拾った「鬼クルミ」。
中身を取り出し、穴をあけてホルダを取り付けています。
仕事用のバックにぶら下げていましたが結構ツヤが出てきました。
ワックスなどは塗っていません。
小さい頃、亡き祖父が腰の刻みタバコ入れに付けていたクルミの黒光りの艶があまりにもすごかったを見ていいなあと思った記憶があります。


Img_6026
20年以上使っている製図用シャ-プペン「ペンテルPG505-AD」。
若い頃に機械図面をよく書いていましたが、当時CADはなくドラフターの時代でしたので、シャ-プペンが大活躍。
もちろん事務用にも使用していて、いつも胸ポケットに入っていました。


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《拡大》
メッキがはがれ、つかむところのギザギザの部分も摩耗するほど使い込みました。
今でも使っていますし、販売もされています。


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1970年代に購入した絞り優先機の一眼レフ「Nikon FE」です。
当時1店舗しかなかった新宿の『ヨドバシカメラ』で購入。
レンズは、20mm・28mm・50mm・85mm・135mm・300mmと単焦点だけをそろえました。
主に山行に使用。槍、穂高や野趣あふれる温泉、また海外出張時に税関で帰国まで没収された事も。
ポジフィルムでの撮影がメインでした。


Img_6034
ハードな使用であちこちすり切れており、写真に目覚めた思い入れのあるカメラです。
自宅に現存していますが銀塩ゆえ使用しておりません。


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30年前に購入した登山靴「ザンバランフジヤマ」というイタリア製の登山靴。
11年前にソ-ルの張り替えを行い、頻度は低いものの現役で活躍中です。
特に革製品はメンテナンスも楽しいものです。愛着たっぷり!
(1月6日追記)



Img_5784
今年11月に購入した「セルウッド チロリアン D216211(ダナー)」。
ダナー社の日本工場で生産したもので、登山靴ではなくアウトドアや街履きです。
ソ-ルはビブラムで張り替え可能。
以前からこのタイプの靴が欲しかったのですが、退職記念に自分へのご褒美として購入。(その後に退職は少し延期となりましたが…)
履き込んでメンテナンスをしっかりやって経年美化となるよう、また一生モンにしたいですね~。


他人にとってはただの使い古しで「経年劣化」では? 捨てたら? と思われるものでも大事にするのは自己満足ですが、思い入れの強いものはきちんと手入れを行って、使い込んでいくのも楽しみの一つです。

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コメント

新年おめでとうございます。
本年もよろしくお願い申し上げます。

「経年美化」とはいい言葉ですね♪
写真のクルミのように長い時間を経て良い風合いが出てきたりすることってありますよね。

記事を読んでいて思わず頷いてしまったのはソールを張り替えられる靴の話。確かに私が小学生の頃に入っていた市の「たんけん教室」にお手伝いでいらしていた大学山岳部のお兄さまたちが履いていたのは、みんなそうした皮の登山靴で底も縫い合わせられたものでした。
最近は革靴であっても底を接着剤で貼ってあるので、なにかの拍子にソールがベロンなんてことも(笑)
一昨年夏の常念岳~蝶ヶ岳縦走で同行した父が正にそれでした。おかげで常念小屋で高くてイイ登山靴を購入するハメとなったのですが、父はそれ以降登山にはいけていません。。。

Newmanさん、あけましておめでとうございます。
こちらこそ本年もよろしくお願い致します。

革製品や昔のカメラなどは使い込んで自分のものになっていく楽しみがありますね~。
また畑なども土づくりという楽しみもあります。

Newmanさんからコメントをいただいて気が付いたものが登山靴です。
早速追記しました(^^
30年使って一度ソ-ルを張り替え、さらに使うたびに手入れを行って今も現役です。
そして私の足の形になっています(笑)

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