「手絞りエクストラバージンオイル」
オリーブの生産量はご存じ小豆島が国内No.1ですが、日本で最初にオリーブ園ができ、オリーブオイルを絞ったところは神戸だったんだそうです。
しかも小豆島より20年以上前の明治時代のお話しです。
そのオリーブを復活させようとしたプロジェクトの活動の一環で「神戸オリーブ祭り2019」という手絞りのMyオリーブオイルを作ってみようという催しがあったので、申し込んだところ当選しましたので行ってきました。
本日は70名の大盛況。
講師は神戸大名誉教授、小豆島から来られた方々などプロの面々です。
また兵庫県からも補助をいただいているそうです。
一人分のキット。原料のオリーブは500gです。
10時から16時まで6時間かけてオイルを抽出します。
まずジップロックを二重にして、手で丁寧に揉むこと1時間半!
指がだるくなってきます。
また、途中でオリーブオイルを利用したコンフィ作りも行います。
オリーブオイルをかけて混ぜただけですが、お酒のアテにもできるなかなかの味です。
抽出は3時間かかるので、その間に外に出てオリーブ畑の草取りをお手伝いします。
ワイン城という施設ですが、様々なフルーツが植えてあります。
またオリーブの剪定方法について講義がありました。
まず木の健康を考えてあげることが重要とのこと。
木だけでなく、植物全般に共通しての考え方を教えていただき有意義でした。
会場に帰ってくると………溜まっています!
(キッチンペーパーで漉しています)
完成!
人によって量や色が違っています。
家内のものは澄んでいて美味しそう、私のは量が多いです。
揉み方や体温などによって色や味も変わるそうです。
翌日の朝食の米粉パンにつけていただきました。コンフィも。
味は…。
舌にピリピリ感があり、新鮮な感じがします。(基本的に油の味をわかっていないので、貧弱なコメント…)
さらにオリーブの残骸は手に塗り込むとすべすべになるそうです。
また堆肥にもなるそうで、もちろんもらって帰りました。
医学的効果もたくさんあり、血液、消化器、皮膚、内分泌系、骨、老化防止、離乳食にも…でもなんといってもがん予防です。
乳房、前立腺、結腸、直腸、子宮内膜の腫瘍予防です。主に過酸化に強い脂肪酸の働きによるものだそうです。
結局500gのオリーブの実から、6時間かけてとれた「手絞りエクストラバージンオリーブオイル」は50g前後。
まあ通常は薬品を使用して抽出するらしいので、安心安全ではあります~。
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