驚異の治療が終了!?(朝日放送)
【2019年5月2日】
「前立腺がんの患者達が、滋賀県にある大学病院に治療を妨害しないように求める異例の事態が起きている」という内容で、朝日放送テレビ(関西圏)のキャストという番組で特集が組まれ、私も出演しました。
2019年5月2日18時15分から、 朝日放送テレビの「キャスト」の『オフレコ (ニュース)』のコーナーで放映されました。
取材は濱田大地記者が担当されています。
概要は下記の通りです。
尼崎市のMさんは、4年前に前立腺がんと告知された。
治療したのは滋賀医大病院の岡本圭生医師で、Mさんは去年、血液検査での異常がなくなった。
岡本先生は(治療は)不十分でもダメ、やり過ぎもダメ、これ以上もこれ以下もないっていう、それをどれだけの精度でやれるかということ。
(放送では言われていませんが、治療の完成まで8年かかったそうです)
前立腺がんは再発リスクが大きく通常は30~50%の再発率だが、岡本医師は進行がんでも再発率を5%以下に抑える優れた治療実績で「岡本メソッド」と呼ばれ、国際的な評価も高い。
S(私)は、4年前に前立腺がんが体の他の場所にも広がっていると告げられた。
(宣告当初は)私がやってた事を家内に引き継いで行くというような終活をやっていた。
一度は死を覚悟したが、岡本医師の治療で完治確定の報告を受け、大好きな山歩きも、今では心置きなく楽しめるようになった。
毎日同じ朝が来るということがいかに今迄大切な事だったのか、あたり前のように日々を過ごしていたなという事は凄く感じた。
年間7万8000人がなると言われている前立腺がん。
岡本メソッドで1,000人以上が救われていて、評判ゆえ多くの患者が治療を希望しているが、滋賀医大病院でその治療を受けることができなくなるという。
患者達が強く訴えているのは、岡本医師による治療の継続。
病院は岡本医師が行っている寄付講座の期限に関する規定を変更し、今年一杯で閉鎖、岡本医師も病院を去る。
さらに今年7月以降の治療は実施しないため、岡本医師の治療を受けたくても受けられない待機患者が生まれた。
尼崎市のTさんは、 1年前から薬でがんの進行を遅らせながら岡本医師の治療を待っており、しばらくの治療継続を訴えている。
岡本医師は経過観察は治療後1ヵ月あれば十分で、今年11月までなら60人の治療を続けられるという。
待機患者は今年2月に治療の継続を求め大津地裁に救済を訴えた。
2年前に岡本医師の指導のもとA医師が23人を治療する計画があったが、A医師は岡本医師の小線源治療を一度見学しただけだった。
岡本医師は計画の中止を学長に求めたが、それが理由で病院を追放されたと訴えている。
岡本医師の治療を望む患者らは、経験の無い医師が治療しようとしたのは説明義務違反として、損害賠償を求める訴えを起こしている。
滋賀医大病院は「係争中であり回答を控える」としている。
病院は7月以降A医師らによる小線源治療の開始を発表している。
大津地裁は5月中に判断を示す見通し。
塚本麻里衣(キャスター)は、「私の親戚に前立腺がんの患者がいて、岡本医師の小線源治療を受けている。どんな結果であれ患者ファーストであってほしい」などと話した。
ちなみに私の撮影は自宅で4月15日に行われました。
機材は照明3機、マイクなど、スタッフは記者、カメラマン、音声さんも来られました。
事前打ち合わせはほとんどなく、インタビュー形式で2時間弱かかりました。
岡本先生の治療で私の超ハイリスクのがんが、治療後たった2年で完治したことで、諦めていた人生を取り戻せた喜び等を表したつもりです。
私もあと2年遅ければ待機患者となった可能性があります。
滋賀医大病院は自分たちのプライドではなく「患者の命を優先」し、治療継続を切望します。
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