放射線治療後1年半の診察
【2018年3月7日】
私の受けた治療は2種類の放射線です。
1つは小線源カプセルを前立腺と精嚢に合計51個を埋め込んだもの。もう一つはその後に外部から25回照射しました。
最後の照射から1年半の外来診察に行ってきました。数値を聞くまではドキドキです。
■結果
テストステロン(青のライン)は増加。マーカーであるPSA(黒のライン)は微増。
(今回は6ヶ月前の採血の結果で、現在の両データはさらに上昇しているはずです)
テストステロンの上昇は2017年3月に終了したホルモン治療の効果が薄れてきた影響ですが、通常2~7.5の正常値にはもうすぐ。
連動してホルモン治療で抑えられていたPSAも同時に上昇してくる典型的な現象です。
今回は対数目盛を使用しましたので、変化が大きく感じますが、数値的には大きくはありません。
■今後
今後の理想型はテストステロンが5前後まで上昇し続け、PSAは上昇した後下降に転じます。
もし、下降に転じなければ再発。(PSAの上昇はMax1~2まで)
想定通りの症状ですが、まだまだドキドキが続きます~。
■副作用
この1ヶ月位は、放射線治療(外照射)の副作用である晩期障害が出ています。
通常治療後1年~3年で出てきますので予測はしていました。
症状は1回/週の少量の血便と、頻尿(10回/日)、切迫尿、少しの排尿痛です。
QOLは少し落ちてきましたが、日常生活にはほぼ影響ありません。
血便が継続、または頻度や量が増加してきたら大腸カメラを行います。
血便は晩期障害の他に大腸がんの可能性があるためです。
ちなみに血便に関して、放射線科の医師はカメラを一度入れましょうか…といわれましたが、泌尿器科の主治医は「ほっとけっ…」
まあ、自信のあらわれなのが明らかなので笑ってしまいました。
現在、放射線治療で大腸付近は荒れており、大腸カメラは注意が必要で、ポリープなどはあっても切除はできません。
念のためがん治療を受けた病院で行う予定です。
先は長いです~。
« 岡本梅林から七兵衛山・打越山 | トップページ | 春の一日 »
コメント