まだまだこれから(放射線治療後1年診察)
【2017年9月6日】
前立腺がんの治療の終盤である放射線治療(外部照射)が終了後1年経ち、半年ぶりの外来の診察に出かけてきました。
診察を受けたのは、放射線科と泌尿器科です。
とは言っても、6ヶ月前(今年3月)の血液検査の結果を見て、PSA(腫瘍マーカー・正確には「前立腺特異抗原」)の値は大丈夫ですね~、変わったことはありませんか?などの問診を受けるのみで処方箋もありません。
現状では良好な結果でした。
診察後に採血し、次回半年後の外来診察で確認します。
<治療状況・PSA・テストステロンの推移>
クリックで拡大します。
今年3月迄はホルモン治療を行っていたために、テストステロンは0.06と非常に低い値でした。(通常男性は2.0~7.6)
今後テストステロンが上昇するにつれてPSAが上昇し、途中から二手に分かれてテストステロンが上昇、PSAが減少すれば治癒に向かいます。
あと1~2年先のことですが、そこで今後が決まってきます。
まだまだ先は長いのです~。
ちなみにテストステロンは男性ホルモンのマーカーで、私は正常範囲よりかなり低いですが、これはホルモン治療の影響で、徐々に元に戻るそうです。
がんの増殖を防ぐ為に投薬と注射で男性ホルモンをカットするのがホルモン治療ですが、この治療ではがんは治せません。私の場合は放射線(内部照射と外部照射の両方を実施)で治療しています。
ホルモン治療の副作用は脇の下の毛がほとんど無くなっているくらいで、それ以外の毛髪は変化がありません。
他には頻尿と切迫尿くらいでホットフラッシュはほとんど無くなりました。
人によって様々な副作用がでますが、私はかなり少ない方と思います。
決して男性に興味がわいたりという副作用はありません(笑)。
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