待ち人来たらず…
待ちに待っていた、Nikonの1インチコンデジ「DLシリーズ」がなんと販売中止になってしまいました。
1年間待ちましたが…残念です!
経過は…。
・2016年2月23日
新製品として発表
(発売は同年6月予定)
・2016年4月20日
画像処理のICに重大な不具合で、発売延期の発表
(発売時期は未定)
・2017年2月13日
おどろきの「発売中止」を決定!
理由は「開発費が増加したこと、および市場の減速に伴う販売想定数量の下落、収益性重視の観点」とのこと
その製品は下記の通り
【DL18-50 f/1.8-2.8】
焦点距離18mmでF1.8の明るさに、コンデジ初のナノクリスタルコート、加えてアオリ処理も可能。
コンデジで18mmは他になく、目の付けどころはすばらしいと思いますし、欲しかったです。
【DL24-85 f/1.8-2.8】
マクロが等倍で可能。
上記のDL18-50 に対してストロボ付なのと、少し望遠が長いのでこちらが本命でした。
【DL24-500 f/2.8-5.6】
500mmの超望遠は魅力ですが、山行にはかさばるのと、デザインが…そのため対象外でした。
今となってはまぼろしとなった同製品の2016年2月23日付のカタログ。
プレミアなものになるかな~?
それにしても一旦発表しておいて、ユーザを1年間も待たせ、その間の10ヶ月間は何も情報開示はなく、結局発売しないというのはメーカーとしてどうかと思います。
自社ブランドの製品を製造・販売しているメーカーに勤める身としても、ちょっと信じられませんが、昨年11月8日には構造改革という名のリストラ発表、12月12日には実際に1,000人余りのリストラ決定の発表などNikonさんも経営状態がよくなくて、社内は大変な状況なのかなとも推測されます。
Nikonは40年来のユーザで、今も一眼レフを所持していますが大ファンです。
NikonとCanonは世界的にも2台メーカですが、会社規模はCanonが上と思います。
もし深刻な経営危機ならコンデジは他社に譲ってもよいので、一眼レフに絞ってでもマニアックなものづくりを継続してしてほしいなどと勝手なことを考えます。
私ごときがここで意見を言っても余計なお世話なので、コンデジは次を探します~。
Nikonガンバレ!
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