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(8)治療<外部照射の入院>

治療の第2弾、外部照射治療です。8月2日~9月6日まで36日間入院しました。
入院は意外ととても味わい深い経験となりました。

 

◆入院1週間前(7月22日)
入院の1週間前に外来で胸部、腹部のレントゲン、MRI、放射線治療時の型取り、CT、そして診察と盛りだくさんの検査を行いました。なんだか緊張感も増してきます。
しかしもうあとへ引けないし、引き返す選択肢もありません。
まあおまかせするしかなく、自身の努力しろはありませんが…。

長期休暇を前に会社のがんの方3人と話をしました。
2度の摘出を行ったが転移はなく順調の方、摘出の後に化学治療中でリンパに転移の方、奥様が摘出をされた方の3人です。
そうでない方とは話せない内容も踏み込んで会話でき、共有化することで発散できる部分が多分にあります。

残務処理や引き継ぎとあわただしい日を過ごします。
頑張ってと声をかけてくれる方もおられてとてもうれしく思います。
入院の荷造りも少し緊張しながら…、でも会社が休めることの安堵感も正直なところです。
行ってきま~す。

 

◆入院(1週目)
8月2日に入院、その日から治療開始です。
初日の放射線の治療時間は20分間程。翌日からは10分程で終わります。
ところが3日目からいきなり食欲不振。治療の影響にしては早過ぎます。
まあ間食しなくなって良いかもしれませんが…。
原因は不明ですが病院食に飽きたのかもしれません。

治療は放射線のみで、それ以外はのんびりとひとりの時間を贅沢に使えます。
とてもとてもに楽しく過ごせました。
気持ちがのんびりとできたことは治療のひとつと感じます。

1日のスケジュールは、朝食前に30分~1時間の構内のジョギング。(一応入院患者なのでこっそりと)。
その後、お風呂かシャワーを浴び、放射線治療の後、ベッドでゆっくり新聞や読書。
午後は図書館で読書かパソコン(仕事も少し)。たまに昼寝もします。
夜は持参した映画のDVDをパソコンで見ますが、ベッドのテレビは全く見ませんでした。
入院期間中は終始、時間をもてあますことは全く無かったです。
そして毎週末(金曜午後から月曜日午前)までは自宅に外泊のために神戸に電車で帰ります。

L3
お願いして私の治療計画をいただきました。
黄色のラインの部分は100%、紫色は95%の照射等、照射場所毎に照射強度を5%刻みに綿密な計画がなされています。

 

◆入院(2週目)
8月9日は病院の近くで「びわ湖花火大会」がありました。
特別に病院の計らいで、屋上と最上階レストランが解放されます。
数年ぶりの花火でしたが、入院患者でワイワイと盛り上がりました。

8月11日は初めての山の日。
入院期間中の唯一の祝日で、治療はお休み。
朝から「比叡山」へ散策。
好天に恵まれ、とても気晴らしになりました。

8月14日はお袋の初盆のために外泊で出かけます。
昨年のこの頃のお袋は入院中でしたが、笑顔で最後の自宅への外泊をしました。
あれから1年…。
同時に私の病気も宣告から1年経ちました。過ぎてみればあっという間です。

またこの日は急なおう吐と食欲不振、その後緊急入院。(…これはペットのインコです。一家に同時に2名の入院となりました・悲)
そしてインコは6日後に退院しました。残念ながらよくなったのではなく、余命数日と宣告され最後を自宅で看取ってあげるためです。

 

◆入院(3週目)
結局インコは2日後に亡くなりました。
健康でしたが突然死でした。俺の身代わりになってくれたのかな?
私にはあまりなつきませんでしたが、いままでありがとう!6年間一緒に暮らした家族が居なくなってとても寂しい思いです。
でもインコの入院先はここでダメならどこに行ってもダメだったと思える医師に巡り会えたと思います。
(同様に私もS医科大でだめなら他へいってもダメだったと思っています)

私の方は治療開始3週目で放射線治療の影響が痔となって出てきました。
まあこれくらいな副作用はどうってことありませんが…。

 

◆入院(4週目)
8月26日ついに当ブログでカミングアウトしました。終活ブログになりませんように…。
そして便の回数と切迫度が高まってきました。
日に3~4回。朝直前と3回の食事の後にもよおし、その度に痔が痛くてたまにわずかな出血があります。まあお蔭様でお腹はスッキリ!

 

◆入院(5週目)
8月30日になってついに排便時の大量出血が発生。
そのたびに便器が真っ赤に染まりす。
ある程度の副作用は覚悟していましたが、さすがに血を見ると辛いです。
お願いして薬(ポステリザン軟膏)を処方していただきましたが、当然すぐには効果が出ません。でも排便はがまんできないので、出血してもどんどん出します(^_^;)。
結局、出血は2週間ほど続き、収まりました。

9月3日は、本格的な出社を前に、休日に1日だけ出社しました。
警務の方や業者の方…会う人全員が声をかけてくれました。嬉しいなあ~。

9月6日に予定通り36日間の入院が終了。
退屈しない、とてもぜいたくな入院生活でした。スタッフにも良くしていただき、もう少し居たいなあ♪などと名残惜しい思いで病院を後にしました。

 

◆退院その後
火曜日に退院後、自宅療養のためにその週は会社のお休みをいただいており、退院記念にささやかながら「上高地」へ1泊旅行へ。
嫁と二人の泊まり掛け旅行は新婚旅行以来初めてです(^_^;)
のんびりできたことがとてもごちそうでした。

退院後すぐの9月18日はお袋の一周忌。
色んな出来事がとてもたくさん起きたあっという間の1年間でした。

退院後3週目の9月28日に、診察に外来で出かけます。
O先生はいつもの話のツボに入り診察時間は30分と長くなりました。
楽しいですが…。
入院していた懐かしい6C病棟に現在の同じ治療の入院されている方を尋ねました。
病棟も懐かしいです。また入院してもいいなあ🎵
ある意味リフレッシュができ、良い想いとなった入院でした。

※太字は私が受けた放射線治療の結果
・D90=146.24Gy

 前立腺体積の90%に照射される最低線量
 通常120-135Gy  S医大では135-145Gy
 (数値が大きい方が再発を防げるが技術を要する)
・V100=99.99%
 処方線量100%で囲まれた体積が、前立腺全体に占める割合(100%がベスト)
・UD30=154.46Gy
 尿道体積の30%が受ける線量で、通常160Gy未満
・R100=0.27cc
 処方線量の100%以上が照射されている直腸体積で、通常0.2cc未満
血尿なし
・マイグレーションなし
 マイグレーション:シードが血流に乗り、骨盤内や肺などに飛んでいくこと。

 

人生最初で最後の長期休暇、長期入院となりますように…。

 

                            前立腺がんとの闘い〈INDEX〉

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