ストーブ新調
【2015年2月】
山用のストーブを新調しました。
まずは経歴から。
①EPI BP(Back Packer)
始めて買ったストーブは、ガスカートリッジを燃料とするタイプとしては始めて日本で使用され始めた1970年代のもので、30年あまり使っていて今も現役です。
たぶん数百回使ってます(^^)。
重量は325g+カートリッジ378g≒700g
長年の山行の友として活躍してきたものですが、いかんせん出力が1000kcal/hあまりととても低く、夏場はアルプスでも問題ありませんが、冬の使用には低山でも支障があります。
ちなみにコッヘルもその頃のものでこちらも現役です。(アルミ製ですが、Made in Japanです)
<写真は09/8/15・南アルプス仙丈ヶ岳にて>
たたんだところ。
購入当時は驚くほどコンパクトなものでした。
容器は鍋代わりに使えるというふれこみでしたが、実際には使ったことがありません(^^)
②ColemanPEAK1(Model400A701)
先輩から譲り受けたもので、1986年に購入されています。
ガソリンストーブは特に厳冬期にはとても安心感があります。
またこのタイプは2レバーのためトロ火の調節が容易で、さらにポンピングという粋な作業、メカニカルな構造と私の好みです。
世間には古いものを部品取りして整備したりするようなマニアもおられるようです。
ただし自重は1040gで、燃料を合わせると約1100gを超えてとても重いし、かさばります。
またプレヒートの際に鍋をかけるとすすが付きます。
しかしながら出力2125kcal/hと寒い時の安心感は絶大であること、またヘビーデューティーなメカは今も現役です。
<2015/1/2・雪の岐阜県瓢ケ岳の中腹にて>
③EPI BPS-Ⅲ
今回購入したもの。本体170g+ガスカートリッジ378gで合計550gと、非常に軽くてかさばらないものです。
着火装置はなく、その分耐久性のあるシンプルなものです。
<15/2/11ネットにて購入>
出力は3200kcal/hとパワーは充分で、冬でも安心の出力です。
…が燃費は悪そうですね(^_^;)
さっそく山で使ってみます。
近くの低山「虚空蔵山」。
この日は9時25分に山頂到着、お昼には早いので、コーヒータイムとしました。
やはりあっという間に湯が沸きます~。
誰もいない、無風の山頂で新調したストーブと共に素敵な時間を過ごせました。
でも一番愛着があるのは冒頭①EPI BP(Back Packer)ですね~。
20歳台の頃から30年あまり、北、中央、南アルプスを始め、東北から九州まで数百回の山行で苦楽を共にしてきました。
もちろん暖かくなるとまた使います。
私にとって一生もののツールです~。
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ちゅたさん、こんばんは。
気に入ったものを長く使っていくというのはいいですね。山行で数百回・・・すごいです。
初めて買ったガスストーブということで、最近使わなくなったプリムスP-2263Aを今引っ張り出してみました。学生時代に購入したものでもう30年近く前です。単車のキャンプツーリングで使っていました。山行は未経験です。
今まで考えてませんでしたが、トレランのお供に使えそうな気がしてきました。
投稿: jion-bee | 2015年3月 5日 (木) 21時42分
jion-beeさん、こんばんは。
道具は使い込んでなんぼ…まあ言い換えればただのケチかもしれませんが(^^)、すり減った道具は自分だけのものですし、想い出もしみこんでいて眺めていても楽しいものですね。
今回購入したものは軽いのでトレランにも使えそうです。
でももう歳ですし、今回のコンロは最後かもしれません・笑。
投稿: ちゅた | 2015年3月 5日 (木) 23時52分