酸性土壌
【2014年3月15日】
「土壌酸度計」なるものを入手しました。(いただきものです~)
日本の畑はたくさんの雨によってアルカリ成分が流れ出したり、酸性雨や動物性の肥料などでだんだんに酸性になっていきます。
それを防ぐためにアルカリ性の苦土石灰などを畑にまいたりしています。
以前はリトマス紙のようなもので測定したこともありましたが、微妙な色の差がわかりにくくてやめてしまい、いつも適当でした。
ですがこれを使うと一目瞭然です。
ご存じ「ph7」が中性で、数値が小さくなると酸性です。
酸度計ですので酸性が中心の目盛になっています。
主な野菜作りには6.0~6.5位とされていますが、ジャガイモは酸性が好きで5.5~6.0、ほうれん草は逆に酸性が嫌いで6.5が最適だそうです。
同じ畑でも畝によって少し違っていて、我が家の畑は6.4~6.6位でした。
ジャガイモにはもう少し酸性の方がよいのですが、酸度を上げるのは一般的ではなく、そのまま植え付けました。
試しにかき殻石灰を測定してみると7.0でしたが、これは水分がないので正確ではありません。
(以下は「土壌酸度計」の正しい使い方ではありません)
買ってあった肥料の豚糞は5.4です。
牛糞堆肥は4.4です。
こちらはまだ発酵途中で、もう少し放置してから使用した方がよいと思います~。
ちなみにこの牛糞堆肥は神戸市西区の牧場から取り寄せた『神戸牛』のものです(^_^)。
…だからといって美味しい野菜ができるわけではありませんね(^_^;)。
酸性雨は化石燃料の大量使用が一つの原因のようですが、その指標の一つである二酸化炭素の排出量は1番が中国、2番目にアメリカ、日本は5番目に多いそうです。
でも最近なんとなく日本で二酸化炭素排出量に関してあまり言わなくなった気がします。
原発稼働反対の裏で火力発電に頼っているから…?
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