【2013年10月13日・兵庫県養父市・標高1,510m】
氷ノ山は兵庫県最高峰で、「日本200名山」、「兵庫100名山」、21世紀に残したい日本の自然100選」および「日本の秘境100選」にも選ればれているそうです。
名前の由来は、因幡側の若桜町のHPによると、天照大神が伊勢詣での途中に旭日に映える樹氷を見て、「ヒエの山」と称されたことと言われているそうです。
そういえば今日も山頂は寒かったなぁ~。
福定駐車場です。
6時40分スタート時は車は7-8台です。
天気も良さそう…。
地蔵堂。
加藤文太郎が3月の連休に、神戸を出てからこの地蔵堂に午前3時に到着したというのは「単独行」に書かれています。
中にはお地蔵さんがまつってありますが、それにしてもこのトタン張りとこの色は何とかならないものかと思います~。
氷ノ山越に到着。
登山口からちょうど一時間でした。
左奥が山頂です。
この氷ノ山越は但馬と因幡を結んでいます。
この峠の雰囲気はとても好きです。
ナナカマドの実も色づいています。
いつもながら見事なブナが迎えてくれます。ここの稜線のプロムナードです。
一部紅葉が始まっています。
コシキ岩と山頂が見えてきました。
いよいよ山頂です。
登山口から氷ノ山越まで1時間で、さらに山頂までもちょうど1時間でした。
今日は寒風が吹きすさんでいました。
避難小屋内の気温は8度でした、外は体感温度は5度以下に感じました。
扇の山、鉢伏山-高倉山-赤倉山のぶん回しコースを望む。
二の丸コースを望む。
一度挑戦してみたいですね~。
古生沼。
西日本随一の高原湿地帯だそうですが、沼という程の水はありません。
神大ヒュッテに到着。
こちらもブナが綺麗です~。
やはり紅葉は少し早かったですね~。
東尾根避難小屋に到着。
この鉢伏山からここまでの分回しコース4つの避難小屋があります。
山頂は利用したことがありますが、尾根すじの避難小屋は空いていそうで、いろりがあって独占できれば快適な一夜を過ごせそうです。
東尾根登山口に到着。
まだ10時過ぎですので、今から登られる方もおられました。
林道を経て、福定駐車場へ到着。
出発時7-8台だった車も、駐車場からあふれています。
山頂で過ごした1時間を除くと、周回2時間50分の山旅でした~。
福定駐車場6:40→地蔵堂→氷ノ山越7:40→コシキ岩→氷ノ山頂上8:40~9:40→古生沼→千本杉→神大ヒュッテ→東尾根避難小屋10:05→氷ノ山国際スキー場→福定駐車場10:30
今回、山頂で長崎県からの3名のパーティーにお会いし、なぜ氷ノ山に?の質問に名前に惹かれたとのことでした。
そういえば、20年ほど前に鉢伏山から氷ノ山山頂の避難小屋に1泊のブン回しコーズをグループで行った時、念のため入った山岳保険の証書に「こおりのやま」と記載されていましたっけ(^^)。
初めて登ったのは24年前の登山大会です。
第1回の前夜祭から参加させていただきましたが、当時無料で但馬牛の焼き肉をいただきとってもとっても美味しかったことを覚えています。
その登山大会は、今では「氷ノ山・鉢伏山紅葉登山フェスティバル」とハイカラな名前に変わっていて、今年も2週間先の10月26日~27日にかけて開催されます。
前回の氷ノ山は7年前ですが、いつも紅葉シーズンに登っています。
今回は北近畿豊岡自動車道が八鹿氷ノ山インターまで開通しとても便利になりました。帰路は「天女の湯」で汗を流したら、すぐにインターチェンジです。
展望、ブナなどの植生、そして氷ノ山を「兵庫槍」と呼んだ加藤文太郎をしのんでの登山。あらためて氷ノ山の魅力を味わうことができました。
やっぱり良い山です。
満足まんぞく~。
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