幾何学模様
<この写真を見て何かわかる方は通かも?>
<横から見たところ>
<少し離れて…>
<全景>
直径10cmあまりの野菜です。
<畑で育ったところ>
茎の高さは60cm位で先端に一つだけ成ります。
「ロマネスコ」という畑で収穫した野菜です。
ちなみに「ロマネスク」は11世紀頃の建築様式。
1本30万円~100万円を超える価格のフランスのワインは「ロマネ・コンティ」。
くどいので「ロマネスコ」って…
ローマで開発されたとも。姿はブロッコリーに似ていますが、育つのは茎1本に1個でカリフラワーと同じ、味はブロッコリーでした。
フラクタル形状という、部分的な模様が中間的な部分の模様と同じ、また全体も同じ模様という(自己相似といるらしいです)、なんとも幾何学的で、規則正しいものです。
規則正しいなどという雰囲気の全くない大根とか白菜を見ると、なんてバカな野菜なんやぁ?もっときちんと整列するとか、数学を勉強するとかしなよ~なんて思ってしまいます。(ウソです)
スピルバーグの「ジュラシック・パーク」の映画の中で、テーブルの上に置かれた食材の中にロマネスコが出てくるシーンがあるそうです。
また原作の各章の冒頭にもこのイラストが描かれているらしいです。
なかなか形の良いものはできにくいらしいのですが、まぐれなのか1週間ぶりに行った畑で突然大きくなっていました。
色も微妙ですし、こんなに見ていて飽きない野菜はないのではと思いますが、味はなんてことはないブロッコリーでした~。
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