西表島でマングローブクルーズ
【2013年3月15日・沖縄県八重山郡竹富町】
西表島は沖縄本島から西へ460km、台湾へは200kmの位置にあります。
ちなみにほぼ真北に160km行くと、かの尖閣諸島があります。
緯度はホノルルと同じです。
天然記念物で有名なウラオモテ…じゃなくて(^^)「イリオモテヤマネコ」には会えませんでしたが、生息数は100頭位で夜行性のため地元の方でもなかなか難しいそうです。
<海岸には普通にヤドカリが…>
<しかしちょっと違うものも…>
漂着したゴミはほとんどが中国語のものです(*_*)。
最近は東日本大震災の漂流物も見かけるそうですが、太平洋を周回してたどり着くとのこと。
<気を取り直して…>
仲間川をさかのぼる1時間余りのマングローブクルーズへ。
「マングローブ」というのは森の総称で植物名ではなく、生えているのは「ヒルギ」などというもの…てなガイドがありました。
<支柱根>
トウモロコシなんかにもこのような根がありますが、同じものだそうです。
<樹齢400年の「サキシマスオウノキ」は日本最大>
クルーズの最上流地点にあり、干潮で行けないことも。今回もあと10分遅ければ行けませんでした。
これもマングローブの一種で、「板根(ばんこん)」が特徴。
軟弱な地盤で自身を支えるために、根が板状になったものだそうです。
後ろに写っている人と比較すると大きさがわかると思いますが、見応えがありました。
<仲間川の巨大シジミ>
泥臭くてまずいそうです(^^;。
この八重山諸島はガイドを兼ねた運転手さんが多く、なんだか皆さんとても上手です。
バス、水牛車、遊覧船等…すべての乗り物の運転手さんはガイドをする感じです。
特にバスは交通量が少ないとはいえ、大勢の乗客を乗せしきりにガイドや歌を披露します。
当初はちょっと大丈夫?って感じでしたが、サービス精神なのか、地域の方針なのか分かりませんが、どちらも中途半端でなくお上手です。
夏川りみは石垣島出身ですが、この地域は歌の上手い方が多い気がします。
ちなみに周辺を警備する海上保安庁、歩いている地元の小学生なんかも観光客に手を振ってくれます。
サービス精神が染みついているのでしょうか、とても好印象です。
こんなことがリピーターが多い理由なのかもしれません~。
« 水牛車で行く小さな由布島 | トップページ | 竹富島のかびちゃん »
ちゅたさん
何日間おられたのですか?
私は3月末から10日簡ほどで本島を自転車で周りたいと思って計画を立てかけたところで「痛風」の発作が起こり、秋に延期しました。
数年前には、波照間まで考えていたのですが、今は自信がありません。
仲間川の水の豊富な写真には感心しました。どのようにして写されたのですか?
投稿: まもる | 2013年4月 1日 (月) 00時47分
まもるさん、ありがとうございます。
私は今回4日間のツアーですが、まもるさんの自転車ツアー延期は残念でしたね。
自転車なら竹富島、小浜島、波照間島などの小さな島も楽しいと思います。
なんせ高低差が少ないです。(ものたりないかもしれませんが…)
ブログにも書きましたが、竹富島も最高峰が標高20mです。
仲間川のクルーズの船は水深が浅いところでも大丈夫なようですが、元々水量は豊富な川のようです。
撮影は単に前の船を撮っただけです。
西表島もサイクリングには楽しそうな島です。本島よりも交通量が少なく、とてもおすすめですよ~。
投稿: ちゅた | 2013年4月 1日 (月) 21時14分