苔の道から千ヶ峰
【2013年2月3日・兵庫県神崎郡神河町作畑・標高1,005m】
天気予報は晴れ。
近場でちょっとした雪や氷とたわむれたくなり、出かけてきました。
<まずは笠形山の麓にある「扁妙の滝」>
一週間前には見事な氷瀑だったのに…。
氷は崩落し、滝の下部に白く山になっています。
ここまでとは…。ただの滝です(^_^;)。
ちなみに昨年2月に出かけたときはこちら。
<手前のオウネン滝>
こちらはいつも凍らないようです。
<気を取り直して、笠形山へ>
…ではなく、今日は千ヶ峰へ登ります(^^)。
<千ヶ峰へは「石風呂コース」を行きます。
扁妙の滝の駐車場から15km位走ると登山口です。
数年前の水害と思われますが、コースが荒れています。
<ミツマタがいっぱい>
<コース途中の「苔の道」>
落語の『愛宕山』に出てくるのは「コケ道」(こける道)…関係ありません(^_^;)
(クリックで拡大)
<寒さに耐えるスギゴケです(上の写真も)>
(クリックで拡大)
<なんだかんだで山頂です>
思ったよりかなり雪が少ないです。
自宅から手軽に行ける1,000m峰です。
<昔から登れられている千ヶ峰はコースがたくさん>
残り水谷コースのみとなりました。
<山頂直下の霧氷>
<山頂の馬酔木(アセビ)の蕾>
<雪は無いものの寒々しい山頂>
<冬は心強いガソリンストーブ「PEAK1 400A」>
K先輩にいただきました。
なんと1986年購入(27年前)のものですが全く元気です。
ガスストーブより若干重くてかさばりますが、特に寒いときの火力の強さと安心感がウリです。
<往路と同じコースを下ります>
…が、あまり踏まれていないのと、管理用のピンクと黄色のテープがたくさんあり、うっかりコースを外してしまい、登りと同じくらいの時間を要してしまいました(^_^;)。
<そば処「千ヶ峰」>
登山口から2km程の「新田ふるさと村」にあります。
ひきたて・うちたて・ゆがきたて・こころだての本格手打ちそば…とあります。
う~む、久しぶりに美味しいそばに出会いました!
また薬味の入っている『ささ舟』がええ雰囲気です。
<秘密の名物「辛皮(からかわ)」>
食べたことの無い珍味に出会いました~。
2011年に「秘密のケンミンSHOW」の激辛コーナーで紹介されたそうです。
<食べた後、1分で舌がしびれてきます>
山椒の樹皮を佃煮にしたもの。
お店の方によると昔から山に入る方が、寒い時期に山の山椒の樹皮を削り、流水でアク抜きして刻んだ後に炊きあげたものだそうです。
※「からかわ」には山椒の実より数倍の刺激、しびれ感があります。一度に大量に口に入れないでください。(店にあった注意書きより)
食べた感想は…注意書きは大げさでないことがわかりました。
(クリックで拡大)
<新田ふるさと村から少しのバス停>
神棚のようです(^^)。
石風呂コース作畑林道終点駐車場8:45→苔の道→頂上9:45(昼食)10:55→(往路と同じ)→
駐車場12:00
なりゆきで昨晩の夕食はうどん半玉、出発前の朝食抜きで扁妙の滝往復と、千ヶ峰山頂まで登りました。(我ながら元気やなあ~)
まあ山頂で10時頃から昼食?で焼きそばや軽く焼酎お湯割り、デザートのおしるこ、コーヒーなどをいただきましたが、よくできたもので下山後にまたおそばを美味しくいただきました(笑)。
扁妙の滝はちょっぴり残念でしたが、なんだかんだと盛りだくさんの楽しい冬の一日でした~。
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