マクロレンズデビュー
【2012年5月26日】
Nikonのレンズは過去のほぼすべてのレンズを使用できできます。
本体はデジ一ですが、銀塩時代の中古のマニュアルフォーカスレンズを購入しました。
Ai Micro-Nikkor 55mm f/2.8S
マクロレンズでは現行の「N」レンズ(※)に引けをとらない写りとの評判です。
ニコン純正のマクロレンズとしては60mmと105mm(共にNタイプ)とずいぶん迷いましたが、コストパフォーマンスに優れたこのタイプとしました。
(※N:ナノクリスタルコートの略でレンズのゴーストフレアを防止するNikonのコーティング技術)
購入価格は20,800円でキタムラ中古ネットで購入。品数も多く、全国の店舗から直接近くの店舗まで配送してくれ、気に入らなければその時点でキャンセルも可能という便利なシステムです。
ニコンの55mmとしては7代目となり、1981年以来30年を超えて今でも現役で生産しています。
生産開始から30年あまりをマイナーチェンジなしだそうです。(初代は1963年生産開始)
もちろんデジ一にも装着可能ですが、ぶれ防止やオートフォーカスはありません。
<D7000に装着>
大きさの違和感もありませんし、スタイルもまずまず。
ネットでの購入で、中古ですがシリアル番号が80万番台と新しいものを選択しました。
☆早速試し撮りです☆
<アシタバの芽>
なかなか大きくならないんですが、マクロで拡大すると大きく見えます…。
<ニンジン>
<アーティチョーク>
今年はアブラムシも少なく、小振りですが沢山のつぼみが付きました。
もうすぐ食べ頃です。
ファインダーをのぞくだけでくっきり感があります。
DXサイズなので焦点距離が83mm程度になり、マクロ(ニコンではマイクロと呼ぶ)としては植物を採るには手持ちでも撮影でき、ちょうどよい感じです。
手ぶれ補正もなく、フォーカスもマニュアルで昔を思い出します。
本体にレンズタイプを設定することで、露出計が連動し、焦点合致マークも点灯するので安心です。
30年前のレンズをよくぞここまで互換性を持たせてくれたのはNikonの設計思想ですね。嬉しい限りです。
うっかりするとピント合わせをせずにシャッターを押しそうですが…。
ちなみにレンズフードは新品ですが、amazonで送料込み573円で購入。
佐川急便で来ましたが、運賃どれだかかかるのかな?
でも小物買いにはもってこいですね~。
えっ? 写真はコンデジと変わらないって?やっぱり…。
« 奇蹟の金環日食 | トップページ | 国営明石海峡公園byMTB »
ちゅたさん、こんばんは。
マニュアルのマクロレンズですか、いいですね~^^
ニコンは、やはりマクロのボケ具合が素晴らしいと思います。マクロ撮影する時は、こうしたレンズで撮影すると、とても撮影している気分(?)になって楽しいです。私も、マニュアルで手ぶれ補正もないレンズですが、マクロはその方が楽しいと思います。被写体が浮かび上がってくる感じが、またいいのかとも。。。
それにしても、昔のレンズをいつまでも使用できるニコンならではのこだわりですね。本当にすごいメーカーだと思います。ちゅたさんのマクロの記事を見て、撮影に行きたくなったので、本日、森林植物園でマクロ撮影を楽しんできました。これも1990年頃のレンズを使用しています。これから、いろいろな花を楽しめそうですし、マクロレンズの活躍場所には困らなさそうですね。そう言えば、昔はペンタックスのSPなどを持っていましたが、あの当時はスクリューマウントでした。なつかしいです~^^
投稿: いそしず | 2012年6月 3日 (日) 22時45分
いそしずさん、こんばんは。
コメントありがとうございます。
おっしゃるとおり、マクロレンズはマニュアルでピントを合わせる醍醐味がありますね。
くっきり感も楽しめますし、ピントを雄しべに合わせようか、花びらのエッジに合わせようかなどとピントリングを回すのも楽しい限りです。
ニコンのこだわりはニコンが好きな理由の一つです。
昔を引きずるデメリットもあるでしょうが、このまま継続して欲しいものですね~。
今となっては無用な「カニの爪」もデザインに見えてきます・笑。
投稿: ちゅた | 2012年6月 5日 (火) 00時31分