杉玉の町「智頭宿」
【鳥取県八頭郡智頭町・10年5月23日】
今年3月に新たに開通した鳥取道。
実家のある岡山県美作市から、30分で行くことのできる宿場町の智頭町に行って来ました。
この鳥取道は、対面交通ですが通行料はなんと無料で、鳥取市までも1時間以内で行くことができます。
そのせいか、鳥取に行くときに利用する国道29号線の戸倉峠越えは、先日行ったときもめっきり通行量が減っていました。
<智頭町の目玉「石谷家」>
山林経営、地主として財をなした家は、実に豪華なもの。
<国の重要文化財に視定されている>
<池泉式庭園を望む茶室>
<旧式の電話機>
なんと公衆電話として現役である。
(中央部がプッシュホンに改造されている)
<こちらも現役の冷蔵庫>
上部に氷を入れ、下部にはラムネがちゃんと冷えていた。
サザエさんの缶に代金120円を入れるセルフサービス。
<西河克己映画記念館>
智頭町でロケが行われた「絶唱」や「伊豆の踊子」、「青い山脈」、「潮騒」などを手がけた監督の資料が展示されている。
<付近のほとんどの家の軒先につるしてある「杉玉」>
<杉玉の作り方を教えてくれるところもある>
<芯は針金>
たぶん、真円で均一に仕上げるにはコツが必要と思われる。
<杉の葉が原料なので、作りたては緑色>
そのうち茶色に変色していく。
とくに昔からのいわれはなく、杉の産地であり、村おこしの一環とのこと。
<マンガ「夏子の酒」にも登場する『諏訪酒造』>
酒蔵の見学ができるが、行った日は工事中で無理でした。
<酒蔵にある「梶屋茶屋」>
『酒蔵うどん』はスープに酒粕を利用しためずらしい味。
ワラビなどの山菜も入っており、いけます
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コメント
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ちゅたさん、こんばんは。
鳥取道、便利になったようですね。無料とは利用者にはとてもありがたい限りです。智頭町は学生時代に約1ヶ月に及ぶ合宿があって、大変思い出深い土地です。集合はひと山越えた若桜町だったのですが、当時住んでいた岡山市から自転車で行き、自転車で到着したのは私だけで皆にあきれられました^^;
宿場町は本当にいい雰囲気の場所が多いですね。智頭町と言えば、やはり杉ですね~「石谷家」古い電話や冷蔵庫がとてもいい感じです。無料の鳥取道が全通すれば、ますます身近になりそうで、また訪ねてみたいです。しかし反面、智頭鉄道が苦境になるのではないか、と少し微妙な感じもしてしまいます。
投稿: いそしず | 2010年5月26日 (水) 01時19分
いそしずさん、ありがとうございます。
智頭町は約35年ぶりです。
私も中学の時、美作市からですが自転車で鳥取砂丘まで日帰りしました。
そんな思い出はとても印象に残っていて、今回もその時の景色も思い出すことがありました。
鳥取道と智頭鉄道は相乗効果となればよいのですが。
日の丸バスにも頑張って欲しいです~。
投稿: ちゅた | 2010年5月26日 (水) 12時36分
ちゅたさん、おはようございます。
智頭町...鳥取県ということもあり私にはあまり馴染みのない街なのですが、宿場町なんですね。
往時の様子が窺えるようで、とても雰囲気が良さそうな街ですね~。
杉玉は私もブログで以前紹介したことがあります。
新酒ができた合図として青々とした杉玉が吊るされ、日を追うごとに枯れてだんだんと茶色くなっていくとそれが酒の熟成具合を物語る。
なんとも風情があっていいですね。
投稿: Newman | 2010年5月28日 (金) 06時11分
Newmanさん、ありがとうございます。
杉玉のいわれは現地の方に2回ほど聞いたのですが、お酒に関するコメントはありませんでした。
そういうことなのですね~(^_^;)。ありがとうございました。
そういえば、酒蔵の杉玉はとても大きなものでした。
ネットで見ると直径30cmで2万円~6万円くらいで売ってました。現地のオバチャンもその大きさだと製作に3日くらいかかるといわれてました。
投稿: ちゅた | 2010年5月29日 (土) 07時09分