野谷荘司山・妙法山
野谷荘司山からもうせん平と妙法山
(岐阜県白川村・標高1,797m・単独・曇り時々晴れのち雨・08年8月16日)
大窪P8:00→(鶴平新道)→赤頭山10:10→野谷荘司山10:20→もうせん平→妙法山11:40(昼食)12:25→(往路と同じ)→大窪P15:20
翌日の登山を控えて、前夜の郡上踊りを午前1時で抜けて帰宅。熟睡し、朝まで踊った二人(義弟、娘)が帰宅した音を聞いて起床。
白川郷まで買い物を含めて2時間のドライブ後に山へ。
降水確率は70%で、その通りにちょうどお昼ご飯直後に雨。嫌な雨でなく雷も鳴らなかったしまあ幸いでした。
標高差は1,000m位ですが、アップダウンがありトータルで1,450mほどの上下。特に下りは一気に降りたので、2日間ほど太ももが筋肉痛。昨年の南アルプスのテント泊の荷での下山に匹敵するほどの長く感じた下山路でした。
下山後にしらみずの湯へ。建物は変わったけど本当にいい湯です。
■郡上踊り編
<徹夜踊り>
お盆の4日間は徹夜踊りで、朝4時まで踊り続ける。
夜中になると、観光客がいなくなりとてもマニアックな世界に。
異常にリズムが合ってきて、独特な雰囲気になる。
徹夜で踊って返ってきた二人は、やはり筋肉痛に。堅い底のゲタで一晩踊ると足腰にくるそうな。
しかし二人は、翌日も徹夜踊りに出かけていった…。
<国の重要無形文化財>
うなづけます。
<生演奏の山車>
四つ角の中央ですばらしい演奏と歌。音響装置もすばらしい。
<踊りの輪は、四つ角を中心に大きな十文字に(上から見たら)>
<地元のケーブルテレビに延々と生中継される…>
写真中央の屋根にそのカメラが。
■登山編
岐阜県白川村大窪の鶴平新道登山口駐車場
<標高1,400m付近からの白川郷の合掌造り>
<青い水の鳩谷ダム>
御母衣ダム方面から来ると、ダム脇の湾曲した橋を渡ってすぐに左折すると(写真下部)登山口であるが、道が細いので白川郷まで行き白山スーパー林道に入ってから料金所手前を左折した方が便利。(白山スーパー林道はここまでは無料)
<赤頭山から妙法山の稜線>
<赤頭山への登り>
展望が開けるまでのブナ林の登りは、暑く長かったが、ここまで来れば涼風が。
<鶴平新道終点>
ここまでコースタイム3時間。(今日は2時間10分)
右に行けば三方岩岳を経て白山スーパー林道へ。
有料道路代の3,150円也を払えば1時間50分で来られて楽チン。
<野谷荘司山頂①>
<野谷荘司山頂②>
<野谷荘司山頂を望む>
<もうせん平>
<鳩谷ダムを望む>
<珍しい青い実>
<稜線のプロムナード>
<妙法山頂>
東側の鳩谷ダム方面は展望があったが、西側は白山の展望台のはずが、真っ白のガス。残念。
<ガスコンロを忘れた…(^_^;)>
ガスボンベ・コッヘルは持ってたのに…。
気圧差でむなしくふくらむカップヌードルのフタ。(悲)
<ナナカマドと鳩谷ダム>
他に「はい松」もあり、ちょっぴりアルプス気分を味わえる。
<お昼ご飯直後より、雨>
<下山後の「しらみずの湯」>
以前の銭湯のような番台があって昔ながらの感じのよい温泉は取り壊されていた。
白山等の下山後に3回くらい利用したが、残念!
まあ新たに露天風呂ができてお湯も以前のようになかなかよいです。
(HPより)
<おまけ>
人の多い白川郷の合掌造りには寄らなかったので、国道沿いに1軒だけある、遠山家へ。
この辺の山までも良く知っていることを驚くよ!、私は昭和32年頃、御母衣ダム仮設工事(工事現場事務所、監督の宿舎作り)をしたが遠山家の隣に住んで居ました。当時はここら辺りを御母衣銀座と言って昼夜の別なく賑って居たが、一歩離れるとお化け屋敷や幽霊屋敷が沢山有った、又新聞等は3日分ずつの配達で世間の情報は少なく只働くだけでした。自分の請負分が終わると早くに引き上げた。
ダム景気でメチャメチャ物価は高かった。
投稿: neko4441 | 2008年8月24日 (日) 11時52分
遠山家の隣に住んでおられたとはびっくりですね。
どぶろく飲み放題の毎日だったのでしょうか?(笑)
ダムが完成し、工事中の一時の賑やかさが去っていく寂しさもあるでしょうが、ダムに沈んでしまう村があったとしたら…。
一つの村がなくなるということはとても大変なことではないかと思います。
ダムの脇のキレイな舗装道路や施設を見るとついそんなことを思ってしまいます。
投稿: ちゅた | 2008年8月24日 (日) 22時19分
遠山家から少し平瀬側に寄った所の大白川橋手前当りにまだ完成してない御殿の様な家があった。そこを幽霊屋敷といってあまり近寄らなかった。うわさでは、夜中に成ると開かずの間があって中から赤ん坊の泣き声がすると言った。真っ暗ヶの闇の中にポツンと気味悪く浮かんで見えた、晩酌後に酔った勢いで2,3人が行って見ようか、と言い出したが、誰も先頭に立って行く者はいなかった。もちろん私は一番の腰抜けでしたから昼でも横を向いて通りました。今は道路も良くなり薄気味悪さは無いが其処を通っても何処だったか探せない、今思えば多分誰かがダム保証金目的で建てたが湖底に成らなかったので中止したのか???それとも資金がなくなったのか、本当に幽霊が出たのか未だ解らない。
投稿: neko4441 | 2008年8月25日 (月) 09時23分
今年は、もう夏山はやらないのかな?と思っていました。
赤茶けた山肌、戻りの毛氈、行ってみたいです。
白川郷も行ったことありません
1776mのピストンは相当の強行軍だったでしょう。
「野谷」という名の集落が稲美町にもあります。
昨日、池の水質検査で行ってきました。
投稿: まもちゃん | 2008年8月25日 (月) 22時38分
大白川の幽霊屋敷は知りませんでした。
下の娘は怪談話は好きなようで、先日も夜のドライブの時に私が話をしたら、ぜ~んぜん怖くないと言ってました。
上の娘は怪談話は大嫌いで、その時もipodの音量をいっぱい上げていました。
今回の山は幽霊は出ませんでしたが、ブナ林の中でリスが出てきました。2m位まで近づいてじっと私を見て3秒間程目が合いました。写真を撮ろうとすると逃げてしましましたが、とても可愛かったです。
野生のリスに会ったのは初めてでしたが、もしかして幽霊だったのかな?
投稿: ちゅた | 2008年8月30日 (土) 00時36分
まもちゃんさん
白川郷付近は山や温泉が沢山ありますが、なんと言ってもどぶろくです。
毎年10月にはどぶろく祭りがあります。
山深いために外部との交渉の少ない土地柄で村人の心をいやすものは酒以外にはなく、粟・稗の雑穀類で地酒をつくっていたそうです。
私も祭りに行ったことはありませんが、山とセットで行くと大変よろしいかと思います。
投稿: ちゅた | 2008年8月30日 (土) 00時45分